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仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーションをネタバレレビュー | 明かされるゼロワン誕生秘話 ※追記あり

どうもー、ガイコツ(@of_za_dead)です。

今回は映画レビュー回です♪


ついに公開となりました、平成最後のライダーと令和最初のライダーが交わる映画

仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション

を観てきました(^_^)


“伝説を背負いし者”仮面ライダージオウと“伝説を創りし者”仮面ライダーゼロワン。

交差する2つの世界の先に、待ち受けるものとは!?


仮面ライダージオウのまとめページはこちらです↓↓↓

www.gaikotsublog.com


さっそく観ていきましょう!

ヒウィゴゥ(ง ˙ω˙)ว

カモン(ง ˙ω˙)ว


仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーションの作品情報

仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション

製作国:日本

公開日:2019年12月21日

製作・配給:東映

kamenrider-winter.com


写真はパンフレット表紙です。

パンフは通常版とDVD付属版があり、写真は通常版。


今回の入場特典は、光ヶ森高校の学生証と飛電インテリジェンスの名刺セット。

わたしがもらったのはツクヨミとイズの女の子セットでした。

光ヶ森高校の学生証と飛電インテリジェンスの名刺セット。

ツクヨミの名前が”月読 有日菜(ツクヨミアルピナ)”になってて笑います。

仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーションの見どころ ※ネタバレあり

見どころ:
仮面ライダーゼロワンと仮面ライダージオウの活躍を描くアクション。
人間がヒューマギアに支配されている世界の戦いを通じて、ゼロワン誕生の秘密が明かされる。
ゼロワンこと飛電或人役の高橋文哉、ジオウこと常磐ソウゴ役の奥野壮のほか、岡田龍太郎、山本耕史、児嶋一哉、西岡徳馬らドラマ版のキャストに加え、『雨の町』などの和田聰宏、『コープスパーティー』シリーズなどの生駒里奈らが出演する。


出典:シネマトゥディ


仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション ※ネタバレあり

スタッフ

  • 原作:石ノ森章太郎
  • 脚本:高橋悠也
  • 監督:杉原輝昭
  • 音楽:佐橋俊彦、坂部剛
  • アクション監督:渡辺淳
  • 特撮監督:佛田洋
  • 主題歌:「Another Daybreak」01 Movie Edition / J×Takanori Nishikawa

キャスト

  • 飛電或人 / 仮面ライダーゼロワン / 仮面ライダー001 - 高橋文哉
  • 不破諫 / 仮面ライダーバルカン - 岡田龍太郎
  • イズ - 鶴嶋乃愛
  • 刃唯阿 / 仮面ライダーバルキリー - 井桁弘恵
  • 迅 / 仮面ライダー迅 - 中川大輔
  • 滅 / 仮面ライダー滅 - 砂川脩弥
  • 常磐ソウゴ / 仮面ライダージオウ - 奥野壮
  • 明光院ゲイツ / 仮面ライダーゲイツ - 押田岳
  • ツクヨミ / 仮面ライダーツクヨミ - 大幡しえり
  • ウォズ / 仮面ライダーウォズ - 渡邊圭祐
  • シェスタ - 成田愛純
  • 山下三造 - 佐伯新
  • 飛電其雄 / 仮面ライダー1型 - 山本耕史
  • ウィル / アナザーゼロワン - 和田聰宏
  • フィーニス - 生駒里奈
  • 福添准 - 児嶋一哉(アンジャッシュ)
  • 飛電是之助 - 西岡徳馬


仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション ストーリーざっくり解説 ※ネタバレ要注意

仮面ライダージオウ=常磐ソウゴによって分断されたはずの仮面ライダーの世界が、再び、ひとつになろうとしていた。
タイムジャッカー・フィーニスが、歴史に介入したのだ。
これに伴い、飛電インテリジェンスの社長も飛電或人ではなく、ヒューマギアのウィルになっていた。
改変された歴史では、ヒューマギアが世界の大半を支配していたのである。


失っていた記憶を取り戻したソウゴたちは、本来は「始まりのライダー」であったはずの存在、飛電或人と出会った。
歴史改変のきっかけとなる出来事が発生した「12年前」へと飛ぶ、或人とソウゴたち。
そこで或人の前に立ちはだかったのは、或人の父である飛電其雄だった。
「仮面ライダー1型 ロッキングホッパー」なる兵器を開発し、自ら変身してヒューマギアを守るために戦っていたのだった。


暗躍する、タイムジャッカー・フィーニスの目的は?
そして、其雄はなぜ仮面ライダーとなったのか。
すべての謎が明かされるとき―新たなる時代が始まる!


パンフレットより抜粋

アークという存在の謎

この映画では、ゼロワン本編で度々登場する”アーク”という存在がなんなのかが判明します。

アークとは、ゼア以前に、ゼアのようにヒューマギアの管理・統括用に打ち上げが予定されていた通信衛星(そしてそのAI)なのでした。

正しい歴史では、打ち上げを前にして暴走を起こしたため、ある人物が仕掛けた爆破装置により爆破、デイブレイクが引き起こされることとなります。

アークはデイブレイクタウンに沈みながらもその機能の全てを失ってはおらず、のちに滅亡迅雷.netが生まれたということのようです。


今作で改変された世界では、アークは打ち上げられてしまいデイブレイクは起きません。

そして、アークの意思により世界中のヒューマギアがハックされ、ヒューマギアが支配する世界が生まれてしまうのでした。

魔王軍の活躍は? ※20.04.23追記

ソウゴが時間の再創生を行い、ライダーたちの世界は再び分かたれたはずでしたが、フィーニスの歴史介入によってソウゴの引力が力を取り戻してしまいます。

そして記憶を取り戻したソウゴ、ゲイツ、ツクヨミ。

TVの最終回から完全につながった物語になっています。


【20.04.23追記】

NEXT TIME ゲイツ、マジェスティも、TV版最終回の続きの話でした。

歴史はここでも分岐しているようです。

ウォズだけは、どちらの歴史も体験している可能性がありますが 笑

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今作『ザ・ファースト・ジェネレーション』では、魔王軍の4人が生身のアクションあり、変身ありで活躍します。

印象に残ったのは、ウォズ、ゲイツ、ツクヨミの3人がゼロワン陣のレジスタンスたちに加勢して、レジスタンス魂を爆発させながら戦うシーン 笑

ウォズ、ゲイツ、ツクヨミの同時変身もあります。

滅と迅も、倒しきれなかったもののこの3人が撃退します。


一方、ソウゴはゲイツたちを戦わせておいて自分は単独行動を取るという、TV本編で良く見た行動様式を見せてくれます。

魔王軍の大将の風格が出てきていますね。

フィーニスの「お前たちは仮面ライダーをわかっていない。仮面ライダーの力は、悪の力だろ?」という問いかけに対して、「きみもわかっていない。俺は王様になる…ただし魔王にね。」

という返しは秀逸でした。


フォームチェンジですが、魔王軍でフォームチェンジするのはジオウのみ。

ただし、トリニティ、ジオウⅡ、グランドと見せ場は多いです。


1へのこだわり

令和=新時代の始まりのライダー、ゼロワンの映画ということで、1へのこだわりが強かったです。



其雄が変身するのは仮面ライダー1型。

仮面ライダー1型 ロッキングホッパー

1号オマージュなネーミングの『サイクロンライザー』に『ロッキングホッパーゼツメライズキー』をセットして変身します。


タイムジャッカー・フィーニスが変身するのも、アナザー1号。

アナザー1号とアナザー新1号


『真逢魔降臨暦』と名前が書き換わった例の本にも、「新時代、始まりのライダーが誕生する。」と書かれていました。

改変後のゼロワンの世界

デイブレイクが起こらずヒューマギアに支配された世界では、AIMSは存在せず、不破と唯阿はレジスタンスになっていました。

ベルトとキーは持っているので変身はできます。



福添副社長と側近の山下も、改変世界ではレジスタンスで戦っていました。


滅と迅は、ヒューマギアの治安維持部隊として、人間を処刑する役目を担っています。

歴史改変世界の滅亡迅雷.net 滅と迅

衣装が面白い。黒づくめのフォーマルで、迅はハットをかぶり、滅はバンダナを巻いていません。




非常に長い戦闘シーン

今作で印象に残ったことの1つに、戦闘シーン、それもライダー対ライダーではない戦闘のシーンの長さがありました。

序盤のレジスタンス基地での戦闘シーンは、生身の不破、唯阿とレジスタンスたちのアクションシーンがたっぷりと描かれます。


また、中盤の飛電社屋での戦いでは、魔王軍の貴重な生身のアクションを観ることができます。

ウォズの、スカーフと降臨暦を使ったアクションは見もの 笑

「きみたちの誕生を祝う気にはなれないなぁ。」と滅亡迅雷に言い放つウォズの変身シーンはカッコいいです。


疑問点

例によって疑問点がたくさんあります。

  • フィーニスのアナザー1号ウォッチ

全平成ライダーの力を持つジオウの力を奪ったフィーニスですが、生成されたウォッチはなぜか初代1号モチーフ。

前述したように”1”にこだわった今作ですからしょうがないんでしょうか。

なぜ「始まりのライダー」になりたかったんだろう。

特に意味などないのかしら…。

ちなみに、僕っ子フィーニス役の生駒里奈さんは可愛いです。

マントが3mあるそうです 笑

  • 平然とグランドに変身するソウゴ

「全てのライダーの力をもらうよ」と力を吸い取られたはずが、終盤では平然とグランドジオウに変身。

平成ライダーズも召喚してオールライダーパンチを降らせます。

謎 笑

  • アナザーライダールール崩壊

ヒューマギア・ウィルが変身したアナザーゼロワン。

アナザーゼロワン

ライダーにはライダーの力ルールで、こいつはゼロワンしか倒せないはずなんですが、バルカンとバルキリーが普通に倒してしまいました。

理由をわたしなりに考えてみるに、このルール、ウォッチは壊せないというだけで、アナザーライダーが復活するにはジャッカーがウォッチを再起動させなければいけない(はず?)というものでした。

なので、バルカンとバルキリーは、アナゼロに大ダメージを与えて変身解除させた上で、本体のウィルを破壊してしまったんではないでしょうか。

そうすれば確かにウィルは退場です(ウォッチは残ることになりますが)。

なぜこんな妄想ができるかというと、アナゼロの末路がはっきりと描かれていないからなんです。

よくわかんないですね。

  • なんだこの結末

フィーニスを倒しアナゼロも倒し歴史も修正した上で、ラストシーンでは、或人の記憶も奪わないと元通りになったことにならないとジオウに変身してゼロワンに飛びかかっていくソウゴ。

さすがに頭の上に巨大なクエスチョンマークが浮かびました 笑

なぜそんなことする必要が…(^_^;)

戦って記憶を消すということは、殺すってこと!?とか一瞬ドキッとしたり 笑

結局勝負の内容はわからず、次のシーンではソウゴたちは再び記憶を失くし高校生ライフをエンジョイしています。

何が起こったんだよ!笑

仮面ライダーサウザーをチラ見せ

エンドロール終了後、最後にお披露目になる新ライダーは仮面ライダーサウザー。

仮面ライダーサウザーが冬映画に登場。


なるほど、ZAIAの天津垓、ライダーになるわけだ。

ゼロワンも今後の展開が楽しみですね。

まとめ…魔王軍は永久に不滅DEATH!

いかがだったでしょうか。


全体的に戦闘シーンが多く、迫力ある内容になっていたと思います。

ストーリー的には、タイムジャッカーがゼロワンの世界に関わったせいで、奇しくもゼロワン史における重要な過去が明かされることになりました。

ゼロワンTV本編を観ていく上でも重要なエピソードになりそうですね(衛星ゼアと繋がっている或人とイズだけは、この事件の記憶が消えないそうです…最後のタイマンでソウゴに消されてなければ 笑)。


そして魔王軍の活躍は一応はこれで終了です(まだVシネがありますが)。

寂しいですが、圧倒的な強さと万能感を持つ魔王軍の勇姿を最期に観ることができて感無量でした。

またどこかでこの4人に会いたいですね!


映画って、本当に良いものですね♪では今回はこの辺で。バイキュー☆