どうもー、ガイコツ(@of_za_dead)です。
さてさて、今回は、絶賛開催中の
浦沢直樹展 埼玉の巻
に行ってまいりました。
YAWARA!、MONSTER、20世紀少年、PLUTO、BILLY BATなど数々の名作を生み出してきた、わたくしガイコツの大好きな漫画家、浦沢直樹さん。
先月偶然開催を知って、行きたい行きたいと思いながら、終了1週間前にようやく行くことが出来ました(^_^;)
ではでは、早速見ていきましょう(^_^)
ヒウィゴゥ(ง ˙ω˙)ว
カモン(ง ˙ω˙)ว
浦沢直樹展 埼玉の巻
この看板を直接見て、浦沢直樹展の存在を知ったわたくしガイコツ。
ひと目見て「これは行きたい!」と思わせるメインビジュアルですよね。
公式サイトはこちら↓
https://urasawanaoki-ten2018.jp/urasawanaoki-ten2018.jp
観覧料は以下のようになっています。
一般1,100円 (880円)、大高生880円 (710円)
※( ) 内は団体20名以上の料金。
※中学生以下、障害者手帳等をご提示の方 (付き添いの方1名を含む) は無料です。
※併せてMOMASコレクション (1階展示室) もご覧いただけます。
注意したいのは閉館時間です。
本展示は17:30まで。
われわれガイコツチームは16:00に入館したのに、なんと1時間半でも全然ゆっくり観られないほどの大ボリュームでした。
途中から相当駆け足になり、終盤は観られない展示も多く、もっと早く入ればと後悔しました。
これから観覧のみなさまには、予定を少し早めて行かれることをオススメします。
浦沢直樹展 埼玉の巻の開催場所・アクセス
浦沢直樹展 埼玉の巻は、埼玉県立近代美術館で開催中です。
2018.7.7 - 9.2 浦沢直樹展 描いて描いて描きまくる - 埼玉県立近代美術館|The Museum of Modern Art, Saitama
埼玉県立近代美術館は、JR京浜東北線北浦和駅西口から約500m、徒歩6分くらいの場所にあります。
駐車場は無いのですが、提携駐車場に駐車すると料金が300円引きになります。
こちらの駐車代は1時間300円なので、1時間無料になる、という感じですね。
提携駐車場は、三井のリパーク埼玉県立近代美術館東。
位置関係はこんな感じです。
こちらに停めた場合は、必ず駐車券を美術館に持参してください。
一階の受付か、2階の展示入り口にて、駐車代割引の処理をしてもらえます。
余談ですが、美術館の周辺には百歩ラーメン、つばめ軒、ジャンクガレッジなど人気ラーメン店が立ち並んでいます。
鑑賞前か鑑賞後は、ラーメンいただいていくのもいいですね笑
そして、上にも書きましたが、閉幕は9月2日(日)です!
気になる方、お近くの方、是非どうぞ!
浦沢直樹展 埼玉の巻の展示の数々
フードファイター猪熊滋悟郎先生が出迎えてくれます笑
展示は2階です。
こんな楽しい通路を通って、いざ入り口へGO。
※以下に掲載する画像は、全て撮影OKスポットで撮影したものです。
浦沢直樹展 BILLY BATのコーナー
入り口入って最初の展示は、大好きなBILLY BAT!
ここでは、構想段階のメモ、および1話と2話のネーム、原画が展示されます。
ネームと原画を見比べながら見られるのがレア!
最終話のラスト4ページの原画もあります♪
そして、展示室に常時響いている音楽は、BILLY BATのプロモーションムービー!
展示室の壁面に映写されているのですが、これがまたレアものなんです。
なんと浦沢先生企画・演出・音楽・全演奏のPVになっているんですねー。
音楽はギター1本のインスト(歌が入っていない音楽)。
導入部はメロウなブルースで、映像の承、転の部分ではファンクなロックがガシャガシャとかき鳴らされます。かっこいい!
そして最後にビリーバットが画面から飛び出してくるように接近して、「よお」というあのセリフ!
これが観られたのも嬉しかったですね〜♪
他にも、浦沢先生自作のビリーバットフィギュアや、ケビングッドマンのビリーイラスト入りサインというメタなアイテムも展示されています。
浦沢直樹展 YAWARA!のコーナー
ここからは色んな作品が入り乱れる展示です。
YAWARA!のコーナーは、まず、猪熊滋悟郎先生の「柔の道は一日にしてならずぢゃ」の有り難い掛け軸が出迎えてくれます(銘は猪熊滋悟郎になっているが、本当は浦沢さんが書いたんでしょうか?達筆)。
YAWARA!は、他の作品の打ち合わせ中に突然閃いた作品とのことで、そのときに書きなぐった設定画などの現物が展示されています!
構想時から、コアな部分は完全に出来上がっていたんですねー、すげえ。
メイン展示は、最終巻29巻の全原画展示。対テレシコワ戦終盤から対ジョディ戦、そして感動の大団円までが原画で読めます!
それと、20巻分のカバーイラストが大パネルで展示されます。
柔ちゃんギャンキャワ。
浦沢直樹展 20世紀少年のコーナー
多分いちばん資料が多かったのが20世紀少年でしょうか。
カバー絵原画や当時の掲載誌スピリッツの表紙原画など、見るところ多すぎでした。
等身大ともだち↓
原画展示は、8巻1話〜11話(つまり全話)。
”血の大みそか”と、その後の世界が描かれる場面です。
子供のケンヂがウルトラマンのスペシウム光線のポーズをとっているフィギュアも展示されていましたが、このフィギュア、製作者を探してるんだって笑
浦沢直樹展 MONSTERのコーナー
サイコ・サスペンスの超名作、MONSTERのコーナーも十二分にとられていました。
カバー絵カラー原画や設定資料、9巻2話のなまえのないかいぶつのネームとフィギュアなどが所狭しと並びます。
原画展示は18巻1話〜最終話まで。
最終話は、採用版ネームと不採用版ネームの両方が観られるコーナーも。
何度も書き直したらしいです。
浦沢直樹展 PLUTOのコーナー
こちらもガイコツ大好きな作品。
知らぬ者のいない、手塚治虫先生の「鉄腕アトム」の中の「地上最大のロボット」という話を原作としている作品です。
原画展示は64話、『終わりの音』。
他には設定資料やカバー絵が展示されていました。
浦沢直樹展 MASTERキートンのコーナー
懐かしの名作、MASTERキートン。
1988年に連載開始した本作の設定資料が観られるのが超嬉しかったです。
歴史的価値高すぎ。
ほかにはカバー絵原画なども展示されます。
原画展示は、20年後のキートンを描いた「MASTERキートン Reマスター」より1巻7話が展示されています。
浦沢直樹展 パイナップルARMYのコーナー
マスターキートンよりもさらに古い作品、パイナップルARMY。
こちらは原作が工藤かずやさんです。
特大のカラーパネルが飾られるほか、原画展示は最終巻8巻の3話『暗い日曜日』。
浦沢直樹展 Happy!のコーナー
今回の展示で、最新作『夢印-MUJIRUSHI-』を除き、全く知らなかった作品。
テニス漫画なんて描いてたのか…しかも23話も刊行されてる!
カバー絵など、資料多かったです。
原画展示は最終巻23巻の10話、11話。
浦沢直樹展 夢印-MUJIRUSHI-のコーナー ※18.08.29追記
この作品、知らなかったんですよ。
主人公がおそ松くんのイヤミ!?
ルーブル美術館から執筆依頼!?
スケールデカすぎ!!笑
こちらは1話のネーム、原画原稿、設定資料などが展示されていました。
こちら全一巻なので、わたくしガイコツ、いま購入しました!笑
〈通常版〉
●264ページの特大ボリューム
●両面スペシャル印刷カバー
●判型はB6判
定価:本体780円+税
〈豪華版〉
●特製美麗装飾箱入り
●上下巻の分冊仕様
●カラーページ完全再現
●雑誌掲載時と同サイズのビッグなB5判
定価:本体2700円+税
※豪華版のコミックスの内容は、通常版と同じです。
ということなので、せっかくだから豪華版をチョイス。
読んだらレビューします♪
※18.08.29 レビュー記事アップしました!
素晴らしい作品でした!
是非読んでみてほしい作品です。
浦沢直樹展 その他の展示
その他にも観るべきところが盛りだくさん。
音楽活動もしている浦沢さんの1stアルバム「半世紀の男」と2016年発表の「漫音」が聴けるコーナーや、
シアターコクーン・オンレパートリー2018 舞台『プルートゥ PLUTO』で使用されたセットのロボット、「ブラウ1589」「アーノルド」「アリー」「ロビタ」の実物も迫力の展示。
http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/18_pluto.htmlwww.bunkamura.co.jp
浦沢先生が小学校2年のときに描き、3年の時に描き直したという「太古の山脈」のほか、小学校時代に描かれた漫画の実物ノートもたくさん展示。
ずーーっと漫画が好きで漫画描き続けてきたんですねぇ。
そんなこんなで、最後は時間切れで追い出されるように会場をあとにしたガイコツチームでした(^_^;)
まとめ…浦沢直樹展 埼玉の巻は9月2日(日)まで!
いやー、楽しかったです。
1時間半じゃとてもじゃないけど観きれない分量でした。
あの内容だと3時間は欲しかったな…!
あと一週間で展示は閉幕してしまいますので、みなさん是非足を運んでみてください♪
では今回はこの辺で。バイキュー☆