どうもー、ガイコツです。
アマゾンプライムビデオで、スピルバーグ製作総指揮、コーエン兄弟監督の
True Grit(トゥルー・グリット)
が無料コンテンツになったので、早速観てみました。
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今回は、このトゥルーグリットのご紹介をしていきます。
ヒウィゴゥ(ง ˙ω˙)ว
カモン(ง ˙ω˙)ว
- True Grit(トゥルー・グリット)の作品情報
- True Grit(トゥルー・グリット)の見どころとあらすじ ※ネタバレあり
- True Grit(トゥルー・グリット)のスタッフ・キャスト ※ネタバレあり
- True Grit(トゥルー・グリット)の解説と感想 ※ネタバレあり
- まとめ…少女マティ・ロスの冒険譚
True Grit(トゥルー・グリット)の作品情報
英題:TRUE GRIT
製作年:2010年
製作国:アメリカ合衆国
日本公開:2011年3月18日
上映時間:110分
製作会社:
スコット・ルーディン・プロダクションズ
スカイダンス・プロダクションズ
配給:パラマウント映画
https://www.facebook.com/TrueGritMoviewww.facebook.com
True Grit(トゥルー・グリット)の見どころとあらすじ ※ネタバレあり
見どころ:
監督に『ノーカントリー』のジョエル、イーサン・コーエン、製作総指揮にスティーヴン・スピルバーグという豪華タッグで映画化したヒューマンドラマ。ある少女が2人の男と共に、父親殺しの犯人を追う復讐(ふくしゅう)劇を描く。ジェフ・ブリッジス、マット・デイモン、ジョシュ・ブローリンのいずれ劣らぬ名優に加えて、少女の役には長編映画初出演となるヘイリー・スタインフェルドを抜てき。コーエン兄弟らしい独特の味わいのドラマに期待したい。
あらすじ:
父親を殺された14歳の少女マティ(ヘイリー・スタインフェルド)は、真の勇気を持つといわれる保安官のコグバーン(ジェフ・ブリッジス)に犯人の追跡を依頼。テキサス・レンジャーのラビーフ(マット・デイモン)も加わり、かたきのチェイニー(ジョシュ・ブローリン)を追うこととなる。
True Grit(トゥルー・グリット)のスタッフ・キャスト ※ネタバレあり
スタッフ
原作 - チャールズ・ポーティス『勇気ある追跡』
この「勇気ある追跡」、1969年に、すでに一度ジョン・ウェイン主演で映画化されています。
ロバート・デュバルやデニス・ホッパーも出演してたんですねー。
監督・脚本 -ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン
数々の傑作を撮ってきたコーエン兄弟。
古くは「XYZマーダーズ」の脚本をやってたり、ジョン・タトゥーロを主演に据えた「バートン・フィンク」はすごく好きでかなりの回数観ましたね。
爆笑必至の「ビッグ・リボウスキ」では、トゥルーグリットに先駆けてジェフ・ブリッジズとタッグを組んでました。
そして「ノーカントリー」。「観たことがないなら早く観たほうがいいぜ」ってベンジー風におすすめしたいです。
本作は西部劇。原作に忠実ながらも、コーエン流に仕上がっていると思います。
製作総指揮 -
スティーヴン・スピルバーグ
ポール・シュウェイク
ミーガン・エリソン
デヴィッド・エリソン
ロバート・グラフ
キャスト
ルースター(ルーベン・J)・コグバーン - ジェフ・ブリッジス(有川博)
眼帯がトレードマークの連邦保安官。
酒飲みで粗暴なじいさんをジェフが好演してます。
マティ・ロス - ヘイリー・スタインフェルド(三村ゆうな)
彼女が素晴らしい。
撮影当時13歳、まさに天才ですね。
強かで賢く意思の強固な少女を、見事に演じきりました。
父親を殺したチェイニーに復讐を誓い、冒険に出ます。
ラ・ビーフ - マット・デイモン(平田広明)
あまりいいところが無いながらも重要な役どころのラ・ビーフ役にはマットデイモン。
相変わらず素晴らしい演技で、安定感がすごいです。
トム・チェイニー - ジョシュ・ブローリン(谷昌樹)
小悪党、チェイニー役は、ノーカントリーでは主人公を演じたジョシュ・ブローリンでした。
インフィニティウォーのサノス役、そしてデッドプール2のケーブル役が記憶に新しいですね。
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ラッキー・ネッド・ペッパー - バリー・ペッパー(廣田行生)
終盤でようやく登場のラッキーネッド役、誰がやるのかなぁと思っていたらそうですか、バリー・ペッパーさんでしたか。
バリーさんというとメルキアデス・エストラーダの3度の埋葬が忘れられない名作。ぜひ観てください。
本作では、チェイニーとは対象的に高名な悪党を演じます。
ストーンヒル - デイキン・マシューズ(小山武宏)
葬儀師 - ジャーラス・コンロイ(島香裕)
エメット・クインシー - ポール・レイ(坂本くんぺい)
ムーン - ドーナル・グリーソン(茶花健太)
マティ・ロス(大人) - エリザベス・マーヴェル(塩田朋子)
True Grit(トゥルー・グリット)の解説と感想 ※ネタバレあり
物語は、ある少女が使用人に父親を殺されたところから始まります。
兄弟たちは幼く、母は泣くばかりだと、14歳の娘マティが復讐を計画。
チェイニーに”代償を払わせる”と心に誓ったのです。
「代償を払わずに手に入るのは神の慈悲だけだ。」
持ち前の負けん気と交渉術、知恵と勇気で、彼女は行動資金を得、二人の男を味方につけて、過酷な冒険の末、自らチェイニーに”代償を払わせる”ことに成功します。
気になる「歴史と文化の違い」
物語の本筋とは関係ないのですが、ことあるごとに気になってしまうのが、日本との歴史と文化の違い。
保安官と連邦保安官、レンジャーという職業が出てきますが、これらがそれぞれどう違うのかよくわかりません。
この物語には南北戦争を戦った登場人物が複数いることから、米国建国後100年くらいの、1800年代後半だということがわかります。
建国間もない国の、制度上の混乱などが見てとれます。
連邦保安官を雇えるというのもまた「???」となりました笑
これも自由の国の自由の国たる所以なのでしょうか。
しかも、この連邦保安官が元強盗なんですよね笑
どうやって保安官になったんだろう笑
絞首刑見物で街が賑わうというのもまた特別な感じです。
日本でも、武士の時代にはそういう風習があったようですが、1800年代後半というと明治の世でしょうから、流石にこういうことはなさそうですね。
また、奴隷文化にも軽く触れられています。
これも散々映画などで観てきていますが、改めて考えるとやはり新鮮。
先住民がいる国に暮らすという感覚、壮大な荒野で生活する感覚も然り、画面から臨場感をもって伝わってきますが、わたしたちの文化とかけ離れすぎていて、いちいち気になりながら観ていました笑
そんな時代と世界を強く生き抜いた人たちの1つの物語です。
特に、そんな過酷な世相の中でも父の仇討ちを成し遂げた少女の意志の力に心を奪われます。
ヘイリー・スタインフェルドの熱演が光りました。
まとめ…少女マティ・ロスの冒険譚
いやー、面白かったです。
わたくしガイコツ的には、主役はマティであったと思いました。
マティの冒険譚がこの作品の本質だと感じましたね。
最後に、マティも”代償”を払うことになります。
そこのところもよくできているなーと。
間違いなく西部劇の傑作の一本でしょう。
おすすめします♪
映画って、本当に良いものですね♪では今回はこの辺で。バイキュー☆