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シェイプ・オブ・ウォーターをネタバレレビュー |現実と陸続きのファンタジー

どうもー、ガイコツ(@of_za_dead)です。


アマゾンプライムビデオで、気になっていたギレルモ・デルトロの新作

シェイプ・オブ・ウォーター

を観てみました。


利用したサービスはamazonプライムビデオ。

400円で視聴しました。


今回は、このシェイプ・オブ・ウォーターのご紹介をしていきます。

ヒウィゴゥ(ง ˙ω˙)ว

カモン(ง ˙ω˙)ว


シェイプ・オブ・ウォーター

シェイプ・オブ・ウォーター (字幕版)

原題:THE SHAPE OF WATER

製作国:アメリカ

日本公開:2018年3月1日

上映時間:123分

配給:20世紀フォックス

映画『シェイプ・オブ・ウォーター』オフィシャルサイト| 20世紀フォックス ホーム エンターテイメント

シェイプ・オブ・ウォーターの見どころ ※ネタバレあり

『パンズ・ラビリンス』などのギレルモ・デル・トロ監督が異種間の愛を描き、第74回ベネチア国際映画祭で金獅子賞に輝いたファンタジー。米ソ冷戦下のアメリカを舞台に、声を出せない女性が不思議な生き物と心を通わせる。『ハッピー・ゴー・ラッキー』などのサリー・ホーキンスが主演し、『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』などのオクタヴィア・スペンサー、『扉をたたく人』などのリチャード・ジェンキンス、『ドリーム ホーム 99%を操る男たち』などのマイケル・シャノンらが共演。

出典:シネマトゥディ


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シェイプ・オブ・ウォーター ※ネタバレあり

スタッフ

  • 監督・原案・脚本:ギレルモ・デル・トロ

非常に多彩な天才肌の映画人で、日本のポップカルチャー(特にアニメ、漫画、特撮など)を愛好していることで有名です。

ヘルボーイ、パシフィック・リム、パンズ・ラビリンスなど、監督や脚本をつとめた多くの作品が高い評価を受けています。

本作は、第90回アカデミー賞において作品賞、監督賞、作曲賞、美術賞の4部門を受賞。

  • 脚本:

ギレルモ・デル・トロ
ヴァネッサ・テイラー

  • 製作:

ギレルモ・デル・トロ
J・マイルズ・デイル

  • 製作総指揮:リズ・セイアー


キャスト

  • イライザ・エスポジート - サリー・ホーキンス

本作の主人公。発話障害をもつ女性です。

一般的には美人にはカテゴライズされないタイプの女優さんだと思いますが(だからこその配役と思われる)、素晴らしい演技で観るものを魅了してきます。

最後まで観終わる頃には、大概の男性は彼女のファンになってしまうのではないでしょうか。

かなりハードなヌードシーンがたびたび出てきます。

  • リチャード・ストリックランド - マイケル・シャノン

機密機関に配属された軍人・ストリックランドを演じるのは、怪優・マイケル・シャノン。

非常に憎たらしく、サイコな人物。

こういった役柄はシャノンの18番といったところかな、120点の演技を魅せてくれます。

  • ジャイルズ - リチャード・ジェンキンス

イライザの隣人で、良き理解者であり親友。

物語前半では、イライザとの不思議な関係がちょっと気になりますが、後半になると、色々とわかってくることがあります。

  • 半魚人 - ダグ・ジョーンズ

機密機関に運び込まれた半魚人。

ブラジル・アマゾンの奥地で、神として崇められていた生物ですが、米軍に捕獲されてしまったというわけ。

この半魚人どこかで観たことあるなーと思っていたら、デルトロ監督の作品ヘルボーイに登場する半魚人、エイブだ笑

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そして、演じているのも同じくダグ・ジョーンズ。

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異形の存在ではあるものの、ある種の気品を備えた生物として熱演しています。

  • ロバート・ホフステトラー博士 - マイケル・スタールバーグ
  • ゼルダ・フラー - オクタヴィア・スペンサー
  • フレミング - デヴィッド・ヒューレット
  • ホイト元帥 - ニック・サーシー
  • バーナード - スチュワート・アーノット
  • エレイン・ストリックランド - ローレン・リー・スミス


シェイプ・オブ・ウォーターのストーリーざっくり解説

舞台は60年代、冷戦下のアメリカ。

発話障害をもつ女性・イライザ(サリー・ホーキンス)は、映画館の上のアパートで独り寂しく判を押したような毎日を送っています。


そんなある日、清掃員として働く「航空宇宙研究センター」に運び込まれた不思議な生物を目にします。


それはいわゆる「半魚人」のような生物ですが、イライザはその<彼>(ダグ・ジョーンズ)に不思議な魅力を感じ、惹かれていきます。

ゆで卵や手話を使ってコミュニケーションを図り、次第に2人は仲良しに。


<彼>を管理する米軍の方針は解剖と研究で、ストリックランド(マイケル・シャノン)は、日々この生物をぞんざいに扱い、虐待していました。

一方、研究所に潜入していたソヴィエトのスパイ・ロバート・ホフステトラー博士(マイケル・スタールバーグ)は、アメリカの手によってこの異生物の解剖がなされる前にこれを殺せと指令を受けますが、ひとりの科学者としての立場から、その貴重な生物を殺してしまう気になれません。



<彼>を助けるため、イライザは友人ジャイルズ(リチャード・ジェンキンス)、ゼルダ(オクタヴィア・スペンサー)、ホフステトラーの協力のもと、宇宙センターから<彼>を盗み出します。

そして、雨による川の増水を利用して<彼>を運河から海に還す計画を立て、一時的にアパートに匿います。

この間、2人は更に親密になり、ついに結ばれます。


一方、進退をかけて半魚人の居場所を探していたストリックランドは、ホフステトラーを拷問して、犯人がイライザたちであることを突き止めます。


イライザたち一行は、運河に到着したすんでのところでストリックランドに追いつかれてしまい、<彼>とイライザは銃撃されてしまいます。

しかしその時奇跡(彼の持つ能力)が起こります。

2人の傷は癒え、さらにイライザの首元にはヒレができました。


抱き合いながら水中に消えていく2人。この後2人は、きっと平和に暮らしたことでしょう。

サリー・ホーキンスの熱演と魅力

半魚人に恋をするという突拍子もない役柄でしたが、見事に演じたサリー。

ストーリーを書き出してみて改めて思ったのですが、物語はわりと平坦ですので、わたしたち視聴者は、ストーリーよりもどちらかというと登場人物たちのふれあいや心の動きなどを中心に観ていくことになると思いますが、そこでなおさらサリーの魅力がより一層伝わってくることになったんじゃないでしょうか。


スクリーンの中のイライザ、本当に半魚人に恋していたもんなー。


ラストシーンではイライザもヒレ呼吸ができるようになり水の中へ消えていきますが、普通に考えたらあまりハッピーエンドとは言い難い気がします。

ある日突然水の中で暮らすことになるなんて…(^_^;)

しかし、そんなことを微塵も感じさせないサリーの演技でした。

2人はこれで幸せになったんだぁと、自然と思ってしまうんですよね。


彼女の他の作品も是非観てみたいと思わされましたよ。



まとめ…現実と陸続きの良質なファンタジーラブロマンス。

自身の過去作「パンズ・ラビリンス」と同様に、「戦争」や「軍隊」、「政府」「政治」といった、非常に生臭い現実的なテーマとファンタジーを交錯させた本作。

今回も見事に成功しています。上手ですねこういうの。

パシリムのようなド派手な娯楽作には無い魅力が堪能できました。


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映画って、本当に良いものですね♪では今回はこの辺で。バイキュー☆