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映画「 プリズナーズ・オブ・ゴーストランド」ネタバレレビュー | ニコケイの悲劇

どうもー、ガイコツ(@of_za_dead)です。

今回は映画レビュー回です♪


今回観たのは日本人監督・園子温(その・しおん)さんのハリウッドデビュー作品、

プリズナーズ・オブ・ゴーストランド

です。


ニコラスケイジ大ファンの拙ブログとしては絶対に観なくてはならない課題映画。

いったいどんな作品に仕上がっているのか!?

早速見ていきましょう!!

ヒウィゴゥ(ง ˙ω˙)ว

カモン(ง ˙ω˙)ว


プリズナーズ・オブ・ゴーストランド(Prisoners of the Ghostland)

英題:Prisoners of the Ghostland

製作国:アメリカ合衆国

日本公開日:2021年10月8日

上映時間:105分

配給:ビターズ・エンド


bitters.co.jp


映画『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』 (@POTG_movie) | Twitter

プリズナーズ・オブ・ゴーストランド その見どころ※ネタバレあり

見どころ:


『冷たい熱帯魚』や『新宿スワン』シリーズなどの園子温のハリウッドデビュー作となるアクション。裏社会を仕切る男のもとから逃げ出した女を連れ戻すよう命じられた犯罪者が、ゴーストランドという町に足を踏み入れる。『カラー・アウト・オブ・スペース -遭遇-』などのニコラス・ケイジ、『CLIMAX クライマックス』などのソフィア・ブテラのほか、ニック・カサヴェテス、ビル・モーズリイらが出演する。


出典:シネマトゥディ

プリズナーズ・オブ・ゴーストランド

スタッフ

  • 監督:園子温(その・しおん)

自殺サークル、冷たい熱帯魚、地獄でなぜ悪いなど、大胆な映画を撮り続けてきた個性的な監督さん。

自殺サークルでの冒頭シーン(集団自殺シーン)はいまだに語り草な気がします。

  • 脚本:アーロン・ヘンドリー、レザ・シクソ・サファイ

キャスト

  • ニコラス・ケイジ(ヒーロー)

A級からD級(!?)映画まで、どんな映画にも出てきてぼくらを笑いの渦にぶち込んでくれるまさに『ヒーロー』。

リンチと組んだワイルドアットハートはもはや伝説か。

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ウィレムとのタッグが復活したドッグ・イート・ドッグも良かったし

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近年では、マンディがマジ最高でした。

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  • ソフィア・ブテラ(バーニス)

キングスマン1作目や、トム・クルーズとの共演作マミーなどに出演している、個性的なルックスの女優さん。

ギャラが高そう。

  • TAK∴(坂口拓)

日本が誇る、非JACなアクション俳優。

デビュー作『VERSUS(ヴァーサス)』は本当カッコよかったなぁ。

園監督は『地獄でなぜ悪い』でもご一緒でした。

プリズナーズ・オブ・ゴーストランドのあらすじと感想 ※ネタバレ注意

プロの犯罪者として名をとどろかせるものの、銀行強盗にしくじってしまったヒーロー(ニコラス・ケイジ)。裏社会を牛耳るガバナーに失敗を責められた彼は、ガバナーのもとから逃げ出した女(ソフィア・ブテラ)を連れ戻すことを命じられる。特殊なボディスーツを着用して女を探すうちに、ヒーローはゴーストランドという町にたどり着く。東洋と西洋の文化が混じり合う、暴力に満ちた町で、彼は女に関する手掛りを追う。


※出典:シネマトゥデイ





低予算と大根役者たち(!?)と変な世界観

全体的にとてもとてもチープです。

ゴーストランドは劣化マッドマックスみたいだし、スキヤキウェスタンな侍町にも何の情緒も感じない(過剰な演出とキレイすぎてチープさが強調された衣装などなどでホントにサブい)し、日本人の役者さんたちの演技(演出?)も恥ずかしくなってくるくらいサブいし、それでも全力で演じるニコケイとソフィアがけなげ。


一応ラスボスなはずのガバナー役 ビル・モーズリイの演技は特に酷かった。

まるでバラエティ番組の再現フィルムのように素人感丸出し。

こんな人起用するなんて、ソフィアのギャラで予算が尽きたのか!?と勘ぐってしまいました💦


映像までもチープなのは、フィルムケチってるせい?

ニコラス・ケイジの無駄遣い

確かにニコラスはB級でもC級でもなんならD級映画にでも出演して怪演してくれる稀有な俳優です。

手から意味不明な剣が生えようが、金玉爆発しようが一向にかまわないんですが、なんかそこを園監督がはき違えているような気がしました。

微妙な匙加減というか、そういうものを。


車からママチャリに乗り換えたシーンは良かったので、あのセンスをもっと発揮してくれたら良かったのになあ。


あとね、この映画のキャッチコピー、『悪(ワル)こそ正義(ヒーロー)』。

これもものすごく中途半端です。ニコケイ演ずる主人公、それほどワルに描かれる描写ないし。

本当に色々と残念過ぎました…。

TAK∴(坂口拓)の無駄遣い

坂口拓さんがニコケイと共演するというので、観るまで楽しみで仕方なかったのですが、いざ観てみるとあれ?拓さんの殺陣にキレがない…。

これも演出とか演技指導とかのせいなんでしょうか?

拓さんならもっと絶対カッコいい殺陣、見せ方があると思うんですけど…。


ハリウッド映画という大舞台でニコラス・ケイジという大俳優と対峙できたというのに、もったいなすぎる。作り直して!!(暴論

まとめ…それでもぼくらはニコケイを諦めない

いかがだったでしょうか。


忖度抜きが拙ブログの数少ない美点なのでハッキリ言いますが、本作は、かなりのレベルの駄作だと思います。

でもそれでも!ニコケイファンにはやっぱりオススメしちゃいます!

いつもの変な髪形も健在だし、ふんどし姿も拝めるし、金玉爆発するしでやっぱりフリークには外せない1作となっている…と思います(笑)。

ただし、劇場にわざわざ足をはこんでというのはどうかな…(^^;)


まあでも、映画って本当に良いものです!!では今回はこの辺で。バイキュー☆