amazonプライムで映画三昧。今回はSF作品、ロックアウト観ました。
ネタバレ有りで、あらすじ・感想・結末と評価を書いていきます。
作品情報
英題:LOCKOUT
製作年:2012年
製作国:フランス
日本公開:2012年11月23日
上映時間:1時間35分
配給:松竹
あらすじ ※ネタバレ注意
冷凍睡眠による囚人管理や徹底した防衛システムを備えた脱獄不可能の刑務所、それが宇宙刑務所MS-1。
大統領の娘エミリー(マギー・グレイス)がその視察に訪れたことをきっかけに、500人もの囚人が一斉に覚醒する暴動が発生。
所内を制圧され、エミリーは人質にされてしまう。
一方、機密漏えいの罪を着せられ、囚人としてMS-1への収監が決定していた元CIAエージェントのスノー(ガイ・ピアース)は、大統領からエミリー救出の指令を下される。
頑として指令を突っぱねるスノーだが、MS-1に彼の無実を証明することができる元仲間がいることを知ると、救出任務に赴く決意をする。
スタッフ
監督:
スティーヴン・セイント・レジャー
ジェームズ・マザー
脚本:
スティーヴン・セイント・レジャー
ジェームズ・マザー
リュック・ベッソン
製作:リュック・ベッソン
マルク・リベール
ライラ・スミス
リュック・ベッソンは、言わずとしれた名作レオンの監督。グラン・ブルー、ニキータ、フィフス・エレメントなど代表作は多く、製作や脚本に関わった作品を含めると数限りない名作がある、わたくしガイコツも大好きな映画人です。
本映画の小ネタとして、1981年のアメリカ映画『ニューヨーク1997』からの盗作疑惑があり、2016年7月29日にはパリの控訴院(高裁)が45万ユーロ(約5100万円)の支払いをリュック・ベッソン側に命じたことが報じられています笑。
キャスト
スノー/ガイ・ピアース
どうしてもメメントのイメージが強いピアースですが、アイアンマン3など多くの大作にも出演しています。
本作では、飄々とした皮肉屋のキャラクターが見どころ。
エミリー/マギー・グレイス
96時間シリーズでリーアム・ニーソンの娘キム役をしているのが彼女。
本作では、聡明さと正義感と気の強さを併せもち、しかも大統領の娘という完璧な女性を好演してます。
ハイデル/ジョセフ・ギルガン
役作りかなり頑張ってましたね。今後に期待したい俳優さんです。
アレックス/ヴィンセント・リーガン
ハリー・ショー/レニー・ジェームズ
スコット・ラングラル/ピーター・ストーメア
メース/ティム・プレスター
感想 ※ネタバレ注意
冒頭、スノーが無実の罪で捕縛されるシーンが描かれる。このシーンは、スノーがエミリー救出のためのMS-1潜入作戦に承諾することに説得力をもたせています。
同時に謎をかけておいて視聴者をつかむ効果ももたせている。
(MS-1ってバイクみたいな名前(^_^;))
MS-1で暴動が起きる原因がエミリーの警護のドジのせいで、これがなんともマヌケ。擁護できない彼は中盤で自害してしまう。
まあスノーの頑張りもあって、どうにかこうにか脱出できるんですよね。
中盤から終盤の流れは、エミリーを男に変装させたり、キーパーソンであるメースがあっさり殺して絶望を演出したり、宇宙空間ならではのアクションもあって飽きさせない工夫があります。
ただし、バイタルが弱って死んじゃうよ、っていうくらい出血して大怪我してるはずのエミリーが全然痛そうじゃないのが終始気になりました笑
スタスタ歩いてるし笑バケモノかよ笑
スーツを着ただけの軽装で大気圏に突入していったのも面白かったです。
ザクでさえ大気圏突入能力は無いというのに。さすが2079年。
「少佐ー 助けてー 減速できませーん(泣)」
最後は早足で伏線を回収し、ハッピーエンド。
きっと、CIA局長が託したSDカード(みたいな記憶媒体)には、悪い人たちの悪事の証拠が入っているんでしょう。
まとめ
ネットでは酷評レビューも散見される本作ですが、わたくしガイコツはそんなに嫌いじゃないです。
わかりやすい進行で、家族でも安心して観られる娯楽作に仕上がっている(あ、首から上が吹っ飛ぶシーンはぼかして入りますけど汗)
リュック・ベッソンにも、今後また一花もふた花も咲かせて欲しいなと思うガイコツでした。
では今回はこの辺で。バイキュー☆