どうも、ガイコツです。春ですね♪ビールですね♪
さて、今回はベルギー産のクラフトビール、リンデマンス醸造所さんの
Lindemans CASSIS(リンデマンス・カシス)
と
Lindemans KRIEK(リンデマンス・クリーク)
をいただきました。
- リンデマンス醸造所とは?
- Lindemans CASSIS(リンデマンス・カシス)
- Lindemans CASSIS(リンデマンス・カシス)をテイスティング
- Lindemans KRIEK(リンデマンス・クリーク)
- Lindemans KRIEK(リンデマンス・クリーク)をテイスティング
- まとめ
リンデマンス醸造所とは?
リンデマンスとは、ベルギーはフラマン・ブラバント州にあるベルギービール醸造所です。
ブリュッセル近郊で農場を所有していたリンデマンス家が、1809年に自家栽培していた大麦や小麦などを原料にランビックを冬季に醸造したのが始まりです。
1930年以降は醸造に専念し、その年に発売した「クリーク」は、世界的に有名なビール評論家マイケル・ジャクソンによる「世界のビール」ベスト5に選ばれています。
また、1978年には、人々の記憶から消え去りかけていた、伝統的な製法である「ファロ」を見事に復活。
1980年には、フルーツビール「フランボワーズ」を発売し、フルーツビール人気に火をつけました。
1995年には本格的な無濾過のグーズ"キュベ・ルネ"を発売し、とても高い評価を受けています。比較的規模の小さい醸造所ですが、現在の当主は、輸出に積極的でアメリカやヨーロッパ各国に多く輸出され、その素晴らしい味わいから世界中の人々に愛飲されています。
なるほど、ベルギーの醸造所で、フルーツビールが得意なんですねぇ。
「ランビック」という単語が出てきますが、これはなんなんでしょうか…?
リンデマンスで醸造されるビールは、「ランビック」と呼ばれるスタイルです。
ランビックは、人工培養された酵母を使用せず、自然にある野生酵母を利用して自然発酵させるベルギーの伝統的なビールです。この野生酵母は、ブリュッセルを縦断するゼンネの谷に生息しており、ブリュッセル南西に位置するパヨッテンラント地域でのみ、ランビックは醸造されています。
ランビックは、この独特な製法によりドライで、ワインやシードルのようなわずかな酸味という特有のフレーバーが加わっています。多くのランビックの醸造所では、小麦を約30%、残りは大麦麦芽を使用しています。通常のビールでは、ホップは新鮮なものを使用しますが、ランビックの場合は3年以上寝かせ、酸化したものを使用します。これは、ホップを酸化防止のために利用し、香りや苦みを必要としないからです。
通常の何倍もの時間をかけて煮沸された麦汁は、蓋のない浅くて広い容器に入れ冷やされます。ここで野生酵母を取り入れます。ランビックの醸造所では、野生酵母を多く取り入れるため窓や通気孔も開けたままにしておき、掃除や改装もしません。冷やされた麦汁は、ワインやウイスキーの熟成に使用される古い樫の樽に入れられ、2~3年以上熟成されます。こうしてランビックは造られます。
なんと、野生の酵母で造った自然発酵ビール!
リンデマンスで醸される全てのビールが、このランビックスタイルなんですね。
Lindemans CASSIS(リンデマンス・カシス)
カシス色です♪
泡立ちはほどよい感じですね。
ラベルの裏の記述を書き出してみます。
ほど良い酸味と甘い口当たりはカシスそのもの。食前酒にピッタリのフルーツビールです
内容量:250ml
アルコール度数:3.5%
ビアスタイル:ランビック
原材料:カシス果汁、麦芽、糖類、小麦、ホップ、香料、甘味料(ステビア抽出物)、酸化防止剤(ビタミンC)
原産国:ベルギー
日本の酒税法上は発泡酒となります。
Lindemans CASSIS(リンデマンス・カシス)をテイスティング
香りはもろにカシスです笑
飲んでみましょう。ゴクゴク…。
なるほど、カシスですwww
もしかすると、ランビックのクセを隠すためのフルーツビールでもあるのかも知れません。
度数も低いし、ゴクゴク飲めますね。
ただ、果実味の奥に、ホップアロマなど複雑な味わいが隠れてはいますね。
公式では、チーズケーキ、果物、チョコレートデザートなどと相性がいいと紹介してくれています。
「ほろよい」とかを飲んでいる方におすすめしたい本格ベルギーフルーツビールです ♪
Lindemans KRIEK(リンデマンス・クリーク)
さくらんぼ色!綺麗ですねー。
泡立ちはカシスよりよかったです。
わたくしガイコツ、この「KRIEK」という単語に引っかかりました。
どこかの言語でさくらんぼのことを指すのかなと思って調べるもわからず、色々調べていると、さくらんぼのランビックビールを指して、特別にKRIEKと呼ぶそうなんです。
さくらんぼのランビックの固有名詞だったんですね!
そのくらい著名なランビックということか。
内容量:250ml
アルコール度数:3.5%
ビアスタイル:ランビック
原材料:さくらんぼ果汁、麦芽、糖類、小麦、ホップ、香料、甘味料(ステビア抽出物)、酸化防止剤(ビタミンC)
原産国:ベルギー
日本の酒税法上は発泡酒となります。
同じくラベル裏を。
リンデマンス社は200年にもわたり、野生酵母を用いるベルギーの伝統的な「ランビックビール」を造っています。
クリーク:1985年世界的なビール評論家が「世界の5大ビール」と評した、サクランボベースのフルーツランビック。
世界の5大ビールって凄いですね!
この、世界的なビール評論家とは、マイケル・ジャクソン氏のことなんです。
ミュージシャンのマイケル・ジャクソン氏の二つ名「キング・オブ・ポップ」をもじって「キング・オブ・ホップ」と呼ばれることもあったそうな笑
ビールを愛好していると、このマイケル・ジャクソン氏の名前に結構行き当たります。
偉大な方なんだと思っています。
ちょっと映画指輪物語のガンダルフっぽいですね♪
Lindemans KRIEK(リンデマンス・クリーク)をテイスティング
ものすごいさくらんぼの香り!!
飲んでみましょう。ゴクゴク…。
なるほど、さくらんぼですわwww
軽いアルコールでゴクゴク飲めるし、かすかなホップアロマなど複雑な味わいが隠れているのはカシスと同様です。
単なるフルーツカクテルには出せない味ですね。
公式では、軽めの前菜、チーズやハーブなどを添えたパン、牛肉のビール煮込みなどと相性がいいと紹介してくれています。
こちらもカシス同様、お酒が弱いんだけど酔いたいという方におすすめしたいです。
歴史と伝統のフルーツランビックです ♪
まとめ
いかがだったでしょうか。
わたくしガイコツ初挑戦のランビックビールは美味しいフルーツビールでした。
次は、フルーツの入っていないランビックも飲んでみたいですね♪
ほろよいでいい気分、ごちそうさまでした!今回はこの辺で!バイキュー☆