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映画「仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER」をネタバレレビュー | 佐藤健=野上良太郎が出演のメモリアル映画

どうもー、ガイコツ(@of_za_dead)です。

今回は映画レビュー回です♪


ついに公開となりました、平成最後の仮面ライダー映画、

仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER

を観てきました(^_^)


テレビシリーズとは全く違った視点の作品でした。

テレビシリーズのまとめページはこちらです↓↓↓

www.gaikotsublog.com


ではさっそく観ていきましょう♪

ヒウィゴゥ(ง ˙ω˙)ว

カモン(ง ˙ω˙)ว


仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVERの作品情報

仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVERを観てきました。

製作国:日本

公開日:2018年12月22日

製作:「ジオウ&ビルド」製作委員会

配給:東映

平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER オフィシャルサイト


パンフレットと一緒に映っているのは、全国合計70万セット限定の入場者サービスのオリジナルマグネットです。

全5種類ということで、わたしの引き当てたのはジオウ、ビルド、キバ、ディケイドのものでした。

4つに切り離せるようになっていますよ。

仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVERの見どころ※ネタバレあり

見どころ:

「仮面ライダークウガ」から「仮面ライダージオウ」に至る、平成仮面ライダーシリーズ20作品の集大成となる特撮アクション。仮面ライダーがフィクションになった謎の真相を追い、強大な敵と戦う仮面ライダーたちの姿が描かれる。ジオウこと常磐ソウゴ役の奥野壮や仮面ライダービルドこと桐生戦兎役の犬飼貴丈のほか、押田岳、福崎那由他、スーパータイムジャッカー・ティード役の大東駿介、声の出演の滝藤賢一らが集結する。


出典:シネマトゥディ

youtu.be


仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER ※ネタバレあり

スタッフ

  • 原作:石ノ森章太郎
  • 脚本:下山健人
  • 監督:山口恭平
  • 音楽:川井憲次 佐橋俊彦
  • アクション監督:宮崎剛
  • 特撮監督:佛田洋

キャスト

  • 奥野壮(常磐ソウゴ)

 奥野壮(常磐ソウゴ)

パンフレットにはクウガアーマーが掲載されていますが、実際にはタイムマジーンの中でしか使用しません。

  • 押田岳(明光院ゲイツ)

押田岳(明光院ゲイツ)

本作では記憶を失い、クジゴジ堂ならぬモジモジ堂で、受験勉強に勤しむガリ勉ゲイツを観ることができます笑

「集中〜〜〜!!」

  • 大幡しえり(ツクヨミ)

普通の女子高生になっちゃったツクヨミが可愛すぎて笑う。

ツクヨミとウォズとおじさん

  • 渡邊圭祐(ウォズ)

映画でも地球(ほし)の本棚に入ったり、別次元(現実世界)に着いてきたりと大活躍のウォズ。

ウォズ祝辞もあります。

  • 生瀬勝久(常磐順一郎)


  • 犬飼貴丈(桐生戦兎)
  • 赤楚衛二(万丈龍我)

戦兎と万丈

相変わらず一心同体、2人で1人の戦兎と龍我です。

ラストでは、BL好きな女子大喜びのセリフもあります笑

  • 高田夏帆(石動美空)
  • 武田航平(猿渡一海)
  • 水上剣星(氷室幻徳)

みーたんとカシラとヒゲ


  • 福崎那由他(久永アタル)
  • 斎藤汰鷹(シンゴ)

福崎那由他(久永アタル)、斎藤汰鷹(シンゴ)

  • 大東駿介(ティード)

大東駿介(ティード)


  • 石丸謙二郎(オーナー)



  • 佐藤健(野上良太郎)

最後の最後までシークレットとされ隠し通され、パンフレットにも公式サイトにも名前がありませんが、ついに出演です!

短いながらも重要なシーンで、良太郎が再び観られます!

詳しくは、さらに記事を読みすすめてください(^_^)


(声の出演)
滝藤賢一(フータロス)

関俊彦(モモタロス)

遊佐浩二(ウラタロス)

てらそままさき(キンタロス)

鈴村健一(リュウタロス)


仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVERのキーポイントをネタバレ ※内容を知りたくない人は要注意!

ここでは、今回の映画「仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER」において最も重要と思われる要素を抜粋して書いておきます。

詳細なストーリーなどは、追ってアップしていきたいと思います。

  • 佐藤健出演!!!!

仮面ライダー電王役の佐藤健さんが出演しました!

会場がどよめきましたね。よくここまで隠し通したなー!

ソードフォーム、アックスフォーム、ガンフォーム、ロッドフォームの連続攻撃でアナザー電王を倒したあと、そのまま変身を解除。

ウラが憑依した状態の良太郎、いわゆるU良太郎を演じました。

U良太郎とはいえ、ちゃんと本人の音声ですよ。


なんでU良太郎なんだよという問題もありますが、年齢とキャリアを重ね、貫禄とオーラをまとった今の佐藤健さんが自然に演じられるのはU良太郎だから、という理由が考えられると思います。


オーナーとタロスズとの絡みは本当に感無量でした。

時の運行を、ちゃんと守ってたんですね彼ら。

人々の記憶から仮面ライダーが消え去っても、アナザー電王が生まれて歴史が塗り替えられても、特異点・良太郎が覚えているからタロスたちは絶対に消滅したりしない。


モモタロスと良太郎が長く見つめ合う場面も感動でした。

そしてモモの一言…「おれたちも、お前を忘れるかよ、良太郎!

その言葉を受けて笑みを浮かべる良太郎の目からはウラの青が消えて、素の良太郎でした。

このシーンはライダー映画史に残る名シーンになりそうです。

  • 物語の舞台は「現実世界に住むアタルの妄想」

物語の舞台は、「現実世界」という架空の世界

仮面ライダーがテレビの中のフィクションである、「現実」という世界で話は進行します。

現実の世界に現れたイマジン・フータロスがアタルと契約し、アタルが仮面ライダーに会いたいと望んだためにできたアタルの妄想の中の世界という、複雑な設定なんです。

フータロスがなぜシンゴを助けたかったのかは最後までわかりませんでした。

ただのお人好しだから?

  • シンゴは特異点でアタルの兄

シンゴがティードに狙われたのは、特異点だったからでした。

平成仮面ライダークウガの放送前にシンゴをさらったことで、平成仮面ライダーを知らない特異点の力を我が物にしようとしたティードの策略だったのです。

そしてさらにアタルの行方不明の兄だったというオチ。

  • ダブルライドウォッチをくれるのは風麺のマスター

仮面ライダーダブルのオリジナルキャストは、風麺のマスターのみでした(^_^;)

これは悲しい展開でした。

アナザーダブルを登場させた意味がよくわからなくなりますね。

ただ、アナザーダブルの変身者が最後まで判明しなかったので、もしかするとテレビ編で関係するエピソードが放送される?かも?ともちょっとだけ思っています。

なぜか地球(ほし)の本棚にはいれてしまうウォズにも非常〜〜〜〜〜〜〜〜にモヤりましたが、このネタは回収してはもらえないんだろうな…

  • クウガのオリジナルキャストも登場しない

クウガのオリキャスも出ません。

残念。

ちなみに、クウガライドウォッチは、九郎ヶ岳遺跡でゲイツが先代クウガのアークルにブランクをかざすことで手に入れました。

同じ方法で、ティードもクウガアナザーウォッチを仕入れています。

謎なのは、「ライダーがテレビの中の虚構である」という世界になぜか九郎ヶ岳遺跡があり、しかも先代クウガのミイラもあること。

何度も観ないとちょっとわからないところですねー。


  • ライダーの音声は全て本人

登場する平成ライダーの音声は全て本人のもの(ほとんどがライブラリですが)。

そのうち、ディケイド、龍騎、アギト、ゴーストが新録です。

  • ラスボスはアナザーアルティメットクウガ

ティードが、平成仮面ライダーの記憶を持たない特異点・シンゴにアナザークウガウォッチを埋め込み、自分自身も融合したこの姿がラスボスでした。

全平成ライダーのライダーキックをオリジナル音声入りで喰らっておだぶつ。

  • ジオウダブルアーマーのキメ台詞

気になるジオウダブルアーマーのキメ台詞は、「さあ、お前の罪を、教えて?」でした笑

ちなみに、必殺技はマキシマムタイムブレーク

両肩のサイクロンとジョーカーのアーマーが外れ人型になり、ソウゴのライダーキックと合わせてキックを放つことでWの文字型のキックになって炸裂させるという、テキストではなかなか伝えづらい技でした笑

  • タイムジャッカーは出演しない

タイムジャッカーは出てこなかったです。

まあ次元が違うからとも考えられますが、ではティードとの関係は?

謎が残るなぁ…

  • 新ライダーのお披露目は無し

ライダー映画でおなじみの、これから登場する新ライダーのお披露目はありませんでした。

仮面ライダーウォズが観られるかも、と思っていた人には残念ですね。

平成ジェネレーションズFOREVER世界の成り立ちを整理する。

  • 平成ジェネレーションズFOREVERの主戦場は、久永アタルと久永シンゴが生きる世界。
  • この世界にも平成ライダーが存在したが、スーパータイムジャッカー・ティードがアナザークウガになったことで、平成ライダーの歴史は消えた。

ただし、TV番組として、虚構の存在として残った。

  • 平成ライダーの歴史が消えていたにもかかわらずイマジン・フータロスが存在し、シンゴ救出のために奔走する。
  • フータロスの力とシンゴがティードから逃げたことで、ライダーを一部復活させる。
  • ジオウ世界はFOREVER世界とは平行世界だが、戦兎やソウゴはそれぞれの世界の体験を共有した様子。
  • 結論:考えれば考えるほど理解不可能 笑

まとめ…メタ✕メタでメタメタな娯楽作

いやー、なかなか面白かったです。


平成仮面ライダーという存在を見事な手法で概念化し、テーマにしています。

ただ、所詮別次元(ジオウ世界の中の「現実世界」)の話なので、本編にほとんど影響を及ぼさないというのがなんとも。

本編に影響するとすれば、なぜか持ち帰れたウォッチか?



映画って、本当に良いものですね♪では今回はこの辺で。バイキュー☆