※当記事は、仮面ライダージオウの放送終了に伴い、2019年9月12日に加筆・更新しております。
どうもー、ガイコツ(@of_za_dead)です。
今週で第9話となりました、
仮面ライダージオウ。
今回は波乱のオーズwith檀黎斗回です!
鴻上ファウンデーションが、歴史の改編で檀ファウンデーションに!?
黎斗がアナザーオーズに!?
非常にハチャメチャな展開になりそうで、今回も見逃せないです!
まとめページはこちらです↓↓↓
www.gaikotsublog.com
今からでも分かる仮面ライダージオウ 【その2】公式動画はこちら↓↓↓
youtu.be
では第9話、早速観ていきましょう☆
ヒウィゴゥ(ง ˙ω˙)ว
カモン(ง ˙ω˙)ว
EP09「ゲンムマスター2016」 ※ネタバレあり
EP09「ゲンムマスター2016」のあらすじ
大企業・檀ファウンデーションの檀黎斗社長(岩永徹也)が、突如自らを「檀黎斗王」と名乗り、日本からの独立を宣言した。自分以外にも王様になろうとする黎斗にソウゴ(奥野壮)は興味津々。一方、ゲイツ(押田岳)とツクヨミ(大幡しえり)はタイムジャッカーが絡んでいると察知。3人はそれぞれの理由で檀ファウンデーションへ向かう。
やってきたソウゴらの前で「私が王だあああ!」と檀黎斗王を名乗る黎斗は、アナザーオーズに変身。3人に襲いかかろうとするが、飛来したタカロイドに邪魔をされゲンムライドウォッチを落として去っていく。
ゲンムウォッチを拾ったゲイツは、ツクヨミとともにウォッチに書かれた2016年の世界へ。父親を亡き者にしたアナザーオーズの前でライダーゲイツに変身。ヤミーの出現に苦戦したものの、ゲンムアーマーに変身しアナザーオーズを撃破する。が、ツクヨミはアナザーオーズの背中にあった2010年という年号を確認して…。
一方、2018年の檀ファウンデーションに残ったソウゴは、服飾部門で働く比奈(高田里穂)に採寸させる黎斗に接近。王様になりたいから王様を見て勉強したい、と言い、黎斗の家来となってしまう。そんな中、黎斗のやり方を非難する比奈は監禁されることに。
アナザーオーズが生まれたのは2010年、そして倒すにはオーズライドウォッチが必要だ。2018年に戻ってきたゲイツとツクヨミは、檀ファウンデーションの制服を着たソウゴに目を見張る。良い魔王になるために黎斗の家来になったというソウゴだが、ゲイツはソウゴが黎斗=アナザーオーズ側の軍門に下ったと怒り心頭。ライダーゲイツに変身しソウゴに襲いかかる。
対するソウゴもやむを得ないとジオウに変身。さらにビルドアーマーにチェンジし、強烈な必殺技でライダーゲイツを変身解除へと追い込んでしまう。ライダーゲイツを倒したソウゴの活躍に黎斗は大満足。ソウゴを王室直属の騎士団長に任命する。
そのころ黎斗の怒りを買った比奈は、監禁室へ。そこにはすでに人質となっていた人間がいた。「大丈夫?」と気遣う彼は比奈の前で自己紹介を。
「火野映司(渡部秀)。誘拐された国会議員かな」
脚本:毛利亘宏
監督:柴﨑貴行
アクション監督:宮崎 剛 (ジャパンアクションエンタープライズ)
特撮監督:佛田 洋 (特撮研究所)
http://www.tv-asahi.co.jp/zi-o/story/?09
EP09「ゲンムマスター2016」徹底解説
逢魔降臨暦を紐解く、いつものウォズの語りで第9話スタート。
ジオウの行く手を妨げる新たな王が現れる…あいつのことですね笑
王には欲望が重要。
ダーツ場に現れるタイムジャッカー・オーラ、そしてウール。
時止め状態です。
オーラはウールの失敗を責めますが、ウールは、「選んだウィザードがたまたま情けない奴だっただけ」だと苦しい言い訳を。
そこにスウォルツも登場します。
「なぜオーマジオウが時の王者として君臨したか。奴はおのれの欲望のままに、自らが王であることを疑わなかった。」
なるほど、今までのアナザーライダーには欲望が足りなかったということでしょうか?
アナザーエグゼイド(息子を助けたい)やアナザーファイズ=アナザーフォーゼ(彼女を助けたい)はかなり強い欲望をもっていたと思うんですが…
まあとにかく欲望が重要ということで、ウールは「それならとっておきの奴を仕込んである」といいます。
お手並み拝見といきましょう笑
立派なお城の中を闊歩する檀黎斗。
黎斗がアナザーオーズになったことが示唆されます。
彼は、世界の王になることを画策している模様。
檀黎斗王の独立宣言
クジゴジ堂。
織田信長をめぐって、ソウゴとゲイツがそれぞれの王論をぶつけ合っています。
(オーズと織田信長と言えば、映画『仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&ダブル feat.スカル MOVIE大戦CORE』で邂逅していますね。)
(また、『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』では、ソウゴたちも信長に会っています。平成ライダーと織田信長には、深い因縁がある…!?)
そこに大叔父さんが慌てて、テレビを見ろと飛び込んできます。
テレビには、城の天守閣で演説をする黎斗の姿が。
なんか三島由紀夫みたいになってますよ(^_^;)
場所は、これ小田原城ですね。
檀ファウンデーションの所有する建造物として描かれているのかな。
黎斗は檀黎斗王を僭称し、檀ファウンデーションを国家として独立すると宣言。
これは神聖モテモテ王国 第3話「メロンと独立宣言」のオマージュですね(大違
そんな黎斗を見て「王だ!すげえ!」とはしゃぐソウゴ。
現地では、演説を続ける黎斗に対し取材陣などから怒号が飛びますが、黎斗は「王に逆らう者はこうなるのだ!」と、セルメダルを使って人間をクズヤミーに変えてしまいます。
仮面ライダーオーズにおいては、人間にセルメダルを投入するとヤミーとなり、クズヤミーはセルメダル自体から生み出されていましたが、アナザーオーズは、人間にセルメダルを投入することでクズヤミーにしてしまう能力を持っているんですね。
黎斗は国会議員も誘拐して人質にしている模様だというニュースレポーター。
ここで映し出されたのは、仮面ライダーオーズ、火野映司その人です!
アナザーオーズが誕生してオーズの歴史が消失した世界では、映司は家族と同様に政治家になっていたんですね。
ソウゴは、「すっごく興味深い」と、黎斗に会うために飛び出していきます(今回もご近所の出来事の様子です笑)。
一般市民を怪物に変えたり、国会議員が誘拐されていると聞いてもなんの心配もせず、「興味深い」とワクワクしながら飛び出していくソウゴさんは、ハッキリ言って正義のヒーロー失格ですな(-_-;)
タイムジャッカーが関係していると察知したゲイツとツクヨミもお城に向かいます。
1人取り残された大叔父さん、織田信長の肖像画を見て、「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス、か。ふふふ」と意味深な言葉を発します。
やっぱり怪しいのか…それともただのおふざけシーンなのか!?
(単なるミスリードでしたぁ!!笑)
タカウォッチロイドとゲンムライドウォッチ
3人が城に到着すると、クズヤミーが人を襲っています。
ここでジオウ、ゲイツのダブル変身がありますが、ここではじめての、最初からウォッチを2つ装填しての変身。
クズヤミーが物理攻撃に強い設定も描かれます。細かい。
ジオウはジカンギレードジュウモードにフォーゼライドウォッチを装填してのスレスレシューティング、ゲイツはジカンザックスおのモードにウィザードライドウォッチを装填してのザックリカッティングでクズヤミーを粉砕。
変身させられていた人間を助けることに成功します。
ソウゴ「やっぱり強いね、ゲイツ。君を俺の王室直属の騎士団長に任命する!」
ゲイツ「ふざけるな。」
ふたりがコントをしていると、騒がしいなあと黎斗が登場。
黎斗はオーズの力を手にしたことを明言し、アナザーオーズに変身してみせます。
めちゃめちゃカッコいい造形のアナザーオーズ。
そもそもオーズの物語とは、800年前、強大な力と欲望を持った王(初代オーズ)が錬金術師に造らせたオーズドライバーとオーメダルによって世界を征服しようとしたことから始まっている、王の物語です。
自らを神と自称した黎斗が、歴史の改編によって王を志向したことで、アナザーオーズとの親和性はメガMAXになっていると考えられます。
こんなに王に相応しいアナザーを見事擁立したウールさん。
しかし、これが失敗したらもう王の擁立なんて無理なんじゃないか?と思ってしまいますね笑
さて、アナザーオーズが3人に襲いかかりますが、そこにどこからともなく飛んできたのは、タカウォッチロイド・ファイヤーホーク。
これは、オーズに出てきたカンドロイドのウォッチ版ですね!
タカウォッチロイドを使用したのは映司なんでしょうか?
それとも、勝手に飛んできた?
(タカウォッチロイドの出自は最後まで分からずじまいでした。ただの玩具販促アイテムでしたね(^_^;))
タカウォッチロイドに攻撃されたアナザーオーズ=黎斗は、逆上してロイドを追っていってしまいますが、その時、ゲンムライドウォッチを落としていきます。
黎斗にもウォッチを渡した過去がこれから発生するわけだ。
ソウゴは、「王さま待ってー!」などと叫びながら黎斗を追っていってしまいます。
黎斗は父親殺しに
ゲンムライドウォッチに表示された年号と、アナザーオーズの背中に表示されていた年号(これはミスリードで、2010の0に亀裂が入って2016に見えただけでした)から、ゲイツとツクヨミは2016年に向かいます。
第4話で、アナザーライダーはそのライダーの力でしか倒せないと学習したはずなのに(^_^;)
ソウゴのもとにはウォズが現れ、ソウゴに魔王としての自覚が出てきたかと喜びます。
ゲイツとツクヨミは、2016年に向かいながら檀ファウンデーションについて分析。
黎斗の父、檀正宗(仮面ライダーエグゼイドのラスボス)は、エグゼイドが消えた歴史では2016年に死んでしまったとのことです。
エグゼイド回に出てきたゲームはゲンムコーポレーション製でしたが、じゃあゲンムの社長は誰なんだ?
鴻上会長はどこへ…?という、本筋には関係ない疑問が浮かぶ、わたくしガイコツでした笑
ゲンムライドウォッチがエグゼイドに似ていること、アナザーエグゼイドの誕生も2016年だったことに気がつくツクヨミですが、ゲイツは聞く耳持たず。
ゲイツは頭が良いですが、この直情径行が弱点でしょうかね。
2016年では、アナザーオーズと化した黎斗が父・檀正宗らしき人物を殺害します。
なんだ、絶版おじさん黎斗に殺されたのか笑
相変わらずひどいやつだな笑
あのお城は、檀ファウンデーションが設計、建築したという設定のようですね、設計図があります。
そこにゲイツが登場。
ゲイツ「おれは王さまってやつが大嫌いなんだよ。」
激突する2人。
ここで、ウールが黎斗をアナザーにした回想が流れます。
これまででもっとも自我をハッキリともち、自由に変身するアナザーオーズ=黎斗。
セルメダルも使いこなしていますね。
今まで、「あー」とか「うー」とかいうアナザーはなんだったんだよ笑
特にアナザービルドはひどかった笑
(アナザーライダーは、オリジナルのライダーと正反対の特徴を備えることが多かったようです。
オリジナルビルド・桐生戦兎(葛城巧)は天才物理学者だったため、アナザービルドはおバカになったのではというのが大方の見方です。)
人間をクズ化させるだけでなく、メダルのみからでもやはりクズヤミーを作り出せたアナザーオーズは、クズをゲイツにけしかけて苦しめます。
ここで、オーズに登場した真木博士がいつも腕に乗せていた人形、キヨちゃんが大写しに!笑
アナザーオーズはゲンムの力では倒せません。
2018年、黎斗が服飾部門の社員に衣装を作らせようとしています。
その社員とは、仮面ライダーオーズのヒロイン、泉比奈。
ひなちゃんは、オーズが消えた歴史では、檀ファウンデーションに就職していたんですね。
世界が狭いですね笑
(これは世界が狭いのではなく、世界が狭められている(接近させられている)のでした。
常にソウゴの周りで起こる事件、ソウゴの周りに集まるライダーたち…この謎は、最終盤で明らかになります。)
黎斗に楯突いた比奈は殺されそうになってしまいますが、ここでソウゴが登場し偶然(?)助けます。
黎斗に向かって「会いたかった♡」とかキモいことをいうソウゴ。
床に倒れてる女の子の心配しろよ…(-_-;)
2016年、アナザーオーズに対し、ゲンムアーマーを使って対抗するゲイツ。
それじゃあ倒せないってば(^_^;)
ここでツクヨミは、アナザーオーズの背中の年号が2016ではなく2010だったことに気づきます。
ゲンムアーマーのフィニッシュタイム、クリティカルタイムバーストが炸裂しますが、やっぱり倒せません。
気づくの遅い笑
ソウゴはなんやかんやで黎斗の家来になりました。
眼の前で「監禁しろ!」と怪物にさらわれていく比奈を助けることも、声すらかけないソウゴ。
ポンコツなヒーローだな本当に笑
ウォズが現れアナザーオーズの力を探さないのかと問うと、これは魔王になるために大事なことな気がするというソウゴ。
ソウゴがゲイツをボッコボコに
ゲイツとツクヨミが2018年に戻ると、ソウゴは檀ファウンデーションの制服を着て出迎えます。
黎斗のもとで勉強するというソウゴに、やつの軍門に下ったかと激怒するゲイツ。
また喧嘩です笑
なんか強くなっているソウゴ、ゲイツのケリを利用した変身を披露します。
さらにビルドアーマーになり、ゲイツをボコボコにしてしまいます。
ボルテックタイムブレークまで決めちゃう始末。
やりすぎだろどう考えても。
それを見ていた黎斗には、「貴様を我が王室直属の騎士団長に任命する。」と言われてデレデレするどうしようもない主人公ソウゴ笑
クジゴジ堂では、大怪我をして帰ったゲイツに対する大叔父さんの反応が笑えます。
ウォズの語り。
この時代に王が並び立つが、真の王はただ1人。
鍵を握るのは…新たなるレジェンド。
そしてラスト、比奈が運び込まれた監禁室にいたのは、アンクを連想させる赤い羽根を胸につけた国会議員、火野映司!
ここでEP09終了です!
まとめ…さらなる極悪人と化した黎斗と着実に力をつけているソウゴ
まとめというか確認しておきたいのが、歴史改変の影響です。
アナザーエグゼイドを倒したことですでにエグゼイドの歴史は消失していた世界、ここでは檀ファウンデーションという会社が存在しました。
この檀ファウンデーション、どうやらアナザーオーズが生まれる前、つまり、オーズの歴史がまだ存在しているのにも関わらず存在していたようです。
したがって、鴻上ファウンデーションとは社名が似ているだけで別の会社なんでしょう。
キヨちゃんがあそこに座っていたのも単なるファンサービス偶然と考えるほかなさそうです。
このあとアナザーオーズが倒されると、アナザーオーズは誕生しなかったこととなり、檀正宗は生存、親子で檀ファウンデーションを経営していくということになる、これでいいんですよね?
すでに歴史がなくなったライダーの世界と、今回歴史がなくなるライダーの世界観がごちゃごちゃになって非常に分かりづらかったです笑
ただ、黎斗を神→王へ鞍替えさせアナザーにしたことや、オーズ回できちんと王の話を持ってきたことなどは丁寧で良いアイデアでした。
来週も楽しみですね。
次回はジオウオーズアーマーがいよいよ登場します。
そして、タイムマジーンも活躍する模様。
顔がオーズに変わってましたね!
タイムマジーンが戦っているデカい敵は、キャッスルドラン型のタイムマジーン!?
タイムジャッカーの誰かが操縦していると思われますね…前回がウールだから、今回はオーラちゃんかな?
仮面ライダージオウの全話レビューまとめページは→こちらを是非ごらんください!
次回もなんかイケる気がする!では今回はこの辺で!バイキュー☆