※当記事は、仮面ライダージオウの放送終了に伴い、2019年9月5日に加筆・更新しております。
どうもー、ガイコツ(@of_za_dead)です。
さて、今回は平成最後の仮面ライダー、
仮面ライダージオウ
の記念すべき第1話をレビューしていきます。
⌚⌚みんな起きてるジオ?⌚⌚
— 仮面ライダージオウ (@toei_rider_ZIO) 2018年9月1日
EP01「キングダム2068」の放送まで30分を切ったジオ〜!!!
午前9時の放送開始まで、本当に、本当にもう間もなく!!!
「仮面ライダービルド」から「仮面ライダージオウ」へ。平成仮面ライダーの新たな1ページが開かれる!どうジオ、よろしく! pic.twitter.com/CNgxWUbUTl
仮面ライダージオウの歴史は、ここから始まるのです。
まとめページはこちらです↓↓↓
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では早速観ていきましょう☆
ヒウィゴゥ(ง ˙ω˙)ว
カモン(ง ˙ω˙)ว
EP01「キングダム2068」 ※ネタバレあり
EP01「キングダム2068」のあらすじ
ソウゴ(奥野壮)は、時計店「クジゴジ堂」を営む大叔父と暮らす高校3年生。「俺は王様になる」と本気で考える、ちょっぴりぶっ飛んだ青年だ。
そんなソウゴの前に謎の青年が現れ、「今日はキミにとって特別な1日となる。ただ、赤いロボットには気をつけたほうがいい…」と奇妙な言葉を告げた直後、“予言”どおり赤いロボットが追ってきた!必死に自転車で逃げるソウゴ。追い詰められたその時、同じ型の黒いロボットが出現、ソウゴを乗せて逃走する。
時空を移動するロボット=タイムマジーンを操縦するツクヨミ(大幡しえり)は2068年の未来からやってきたという。彼女が生きる時代ではオーマジオウという王が君臨。人々を苦しめ、希望のない世界を創り出している。そのオーマジオウこそが、なんとソウゴの50年後の姿。ツクヨミらはオーマジオウの支配から逃れるためレジスタンスとして戦っていたが、その強力なパワーに圧倒されるのみ。仕方なく戦士の一人ゲイツ(押田岳)は赤いタイムマジーンで2018年にタイムスリップ。ソウゴを亡き者にして歴史を変えようとしているという。
ゲイツを追ってきたツクヨミは、ソウゴを亡き者にするのではなく、オーマジオウの力を手に入れないようにすることが目的。しかし、ソウゴに会って、彼が本当に魔王となるのか疑問を抱く。
ゲイツが仮面ライダーゲイツに変身してソウゴらの前に現れた。再びタイムマジーンで逃走するソウゴだったが、現代ではなく2017年の世界に一人落とされてしまう。そこでは戦兎(犬飼貴丈)と龍我(赤楚衛二)が仮面ライダービルド、クローズとしてスマッシュと戦っていた。そんな二人にことの成り行きを説明しようとしたソウゴだったが、突如現れたツクヨミは「過去への干渉はさせられない」とソウゴらをファイズ銃で撃ち意識を失わせる。
その頃、同じ2017年の世界にタイムジャッカーのウール(板垣李光人)が現れ、一人のバスケットボール選手が選手生命を失う事故を阻止。選手生命を救った代償として「今日から君が仮面ライダービルド」だとウォッチを使い、アナザービルドへと変えてしまう。アナザービルドはスポーツ選手を次々と襲い始めて…。
そのアナザービルドが2018年のソウゴの前に現れ、柔道部の友人に襲いかかった。目の前のピンチにブランクウォッチを手にしたソウゴ。
「俺は…やっぱり王様になりたい…。世界を全部よくしたい、みんな幸せでいてほしい。そう思ったら、王様にでもなるしかないじゃないか」ソウゴが変身してはオーマジオウが生まれてしまう。必死で止めようとするツクヨミだったが、今度は予言者のような青年ウォズ(渡邊圭祐)が現れジクウドライバーをソウゴに恭しく差し出した。
「最高最善の魔王になってみせる!」
ドライバーを腰に巻いたソウゴはジオウウォッチで仮面ライダージオウに変身した!「なんか…行ける気がする…」
ジオウは戸惑いつつも見事な身のこなしでアナザービルドを圧倒。最後はジカンギレードで必殺技を放ち、アナザービルドを粉砕。バスケット選手の姿に戻す。
勝利の喜びに浸るジオウだったが、そこへゲイツが現れ仮面ライダーゲイツに変身、さらにゴーストウォッチでゴーストアーマーにチェンジするとジオウに襲いかかってきた!
脚本:下山健人
監督:田﨑竜太
アクション監督:宮崎 剛 (ジャパンアクションエンタープライズ)
特撮監督:佛田 洋 (特撮研究所)
http://www.tv-asahi.co.jp/zi-o/story/?01
EP01「キングダム2068」解説とみどころ
オーマジオウの存在とゲイツ、ツクヨミ、ウォズとの出会い…物語の幕が上がる
ワクワクのオープニング。
オープニングでは、この物語のラスボスであると目されるオーマジオウが登場。
オーマ=マオー=魔王!?逢魔!?色々と考えられることろです。
後ろには、常磐ソウゴ初変身の像なる、CGによる彫像が。
さらに、歴代平成ライダーの彫像も円形に並べられています。
そこに、兵士の軍団が押し寄せる。
オーマジオウに反逆するレジスタンス軍といったところでしょうね。
(そんなに無防備に特攻しなくても(^_^;)というシーンです)
押し寄せる軍に対し無双するオーマジオウ。
このシチュエーションと演出、ディケイドのオープニングと被りますね〜。
そして物語は現代に移ります。
主人公の常磐ソウゴは、時計店「クジゴジ堂」を営む、生瀬さん扮する常磐順一郎(大叔父にあたる)さんと暮らす高校3年生という設定。
進路指導で、先生に「王様になりたい」と言ったという、王様になりたいキャラということですが、この設定もう少しなんとかならなかったのかな…
さすがに斜め上すぎる気がしますが(^_^;)
そんなある日、現れる謎の不審者青年ウォズ。
50年後からやってきた謎の預言者か…
なんか変な衣装を身に纏って、分厚い本を持ち歩いています。
当面は彼とツクヨミがソウゴのナビゲーターとなっていきそうですね。
そして突然赤いロボット(タイムマジーン!と自己紹介しながら現れます笑)に追いかけられるソウゴ。
なんでこんなに目立つ方法で襲撃してくるのか、全くわかりません笑
このロボが壁に張り付いてスニーキングするシーンはめちゃめちゃシュールでした笑
自転車で逃げるソウゴを救ったのは、赤ロボと色違いの黒ロボ。
要はこのロボット、タイムマジーンというタイムマシンなんですな。
操縦していたのはツクヨミさんです。
大幡しえりさんという女優さん。綺麗な人ですね。
人気出そう。
ツクヨミは2068年の未来からやってきたのでした。
50年後!
オーマジオウが支配するなんかつらい未来(荒野しか映らないこともあり、未来の世界がどうなっているかというイメージができません)でレジスタンスとして戦っていたのが、ツクヨミや、タイムマジーン赤で追いかけてきたゲイツなんですね。
で、オーマジオウが実は50年後のソウゴらしく、タイムマシンで時間を遡ってソウゴを抹殺し未来を変えてしまえというのがゲイツの作戦でありました。
古いネタですが、ターミネーター方式の作戦ですね。
一方ツクヨミは、ソウゴを殺すというような手荒な真似ではなく、オーマジオウの力を手に入れないようにすることが目的でした。
ツクヨミとソウゴは、恐竜時代や江戸(?)時代などをタイムスリップしながらゲイツから逃走しますが、その途中、2017年の世界で、仮面ライダービルドとクローズに出会います。
戦兎と龍我がツクヨミのファイズフォンの銃撃であっさり気絶させられるシーンは、ビルドファンの方々はワナワナしながら観てたんじゃないでしょうか(^_^;)
ちなみにファイズフォンの銃撃痕(?)は赤いΦマークなので、銃撃シーンが映らなくても「あ、ファイズフォンで撃たれた。」と一発でわかるようになっています笑
タイムジャッカー・ウールとアナザーライダー・ビルドの登場
ここで場面転換、女の子みたいな綺麗な顔立ちの男の子が登場。
タイムジャッカーという組織(?)のウールという子らしいです。
ウールは、正史では事故死していたはずのバスケットボール選手を、契約と引き換えに救います。
その契約とは「アナザービルド」になること。
はっきりアナザービルドと明言しているということは、最初からニセ(?)ものを作るつもりでやっているんですかね。
タイムジャッカーの目的は今後徐々に明らかになっていくでしょう。
アナザービルドは事前情報の通りかなりカッコいい造形です。
CGを駆使して表情も変化していましたね。
ほかのアナザーライダーも早く観たいです。
この秀逸なアナザーライダーの造形が、本作の見どころの1つになると思いますね。
したがって、なるべく全ての平成ライダー(主役ライダー)のアナザーライダーが観たいものです。
東映さん、全員分造ってください!
クジゴジ堂で目を覚ましたソウゴは、一連の事件を夢だと思いこんで、その顛末をおじさんに話します。
おじさん「結論を急がないのもいいことだよ。」
ここでカメラがテーブルに置かれた新聞にパンされます。
すると、そこには、スポーツ選手の連続失踪事件のニュースが掲載されています。
んんん!?アナザービルド、2017年から1年間暴れ続けてるのか!!
かなりの被害者が出ていそうですが…!?
それに、アナザービルドは人間を直接ボトルに吸い取っていました。
ベストマッチが生まれている可能性は高そうですが、果たして…。
ソウゴ、満を持して初変身 ウォズは初めての祝辞
そしてついに、ソウゴの前にもアナザービルドが現れます。
暴れるアナザービルドを前に、なんとかしなくちゃという思いに駆られるソウゴ。
「世界を全部良くしたい、みんな幸せでいて欲しい、そう思ったら王さまにでもなるしかないじゃないか!」
ブランクウォッチを手にし葛藤するソウゴに、「バカな真似はやめて!」と静止するツクヨミ。
そして、どこからともなく現れたウォズが、「ジオウの力は史上最強( ̄ー ̄)」と煽ってきます。
悩むソウゴ。
…決めた!最高で最善の魔王になってみせる!!
ソウゴの斜め上宣言にウォズ、思わず「はぁ!?」
だがしかし、その瞬間ソウゴの持つブランクウォッチが輝き、色を取り戻します。
すかさず「わが魔王、これを」と、跪いてジクウドライバー(変身ベルト)を差し出すウォズ。
ついに初変身です!
ソウゴの初変身をうけたウォズの講釈を書いておきましょう。
「祝え!全てのライダーの力を受け継ぎ、時空を超え、過去と未来をしろしめす(注:しろしめすとは、王族などきわめて高い身分のものの「知る」という動作に用いる尊敬語です)時の王者、その名も仮面ライダージオウ!まさに生誕の瞬間である!」
(これがウォズの初祝辞です笑)
変身シーンを見て改めて思うに、ソウゴ役の奥野壮くん、華奢ですねー。
変身してマッチョ(高岩さん)になるのは、変身の効果だと脳内補完しました。
なんとなく戦い方がわかるジオウ、剣と銃を使い分けられる武器、ジカンギレードを使ってアナザービルドをなんなく倒してしまいました。
アナザービルドはバスケット選手の姿に戻りますが、本来死んでいたはずの彼、このあとどうなるんでしょうかね…。
さてさて、初勝利の余韻に浸るもつかの間。
「なんで魔王になる道なんか選んだ!」とゲイツが激昂、変身して襲いかかってきます。
ゲイツの変身ポーズはカメハメ波のようなモーションから入るもので、ジオウよりカッコいい気がしますね。
赤い造形がカッコいいゲイツさん、なんと最初からゴーストアーマーを所持しています。
ゲイツゴーストアーマーが向かってきたところで、EP01終了!
EP01「キングダム2068」で感じた疑問点
冒頭のオーマジオウ無双シーン、2068年後の世界ですが、ビルド以降、仮面ライダーは生まれなかったのでしょうか?
それとも、オーマジオウの使えるのは全ての平成ライダーの力なので、元号が変わったあとのライダーは使えない?
という、メタな視点で観てしまいました(^_^;)
次の元号が50年続いて、その元号のライダーの力を全て使えるお祭りライダーが現れたら…20対50でオーマジオウの負けか笑
(のちに語られますが、最低最悪オーマジオウの生まれる歴史では、2019年以降ライダーは生まれていません)
また、2017年、戦兎と龍我に出会いますが、ビルドが戦っていた世界は歴代平成ライダーがいた世界と別の次元だったはずで、同じ時間軸には存在しないはずなんですが…
そして、歴代平成ライダーたちと時空がつながった最終回後の世界では、時間を遡ってもビルドとクローズは戦っていません(そもそもエボルトの存在しない世界になっている)。
ここは何か説明が欲しいですね。
(最終盤で、この辺りの謎が全て明かされます)
ビルド最終回で、戦兎がブランクウォッチを持っていたことがなにか関係あるんでしょうか…?
そしてツクヨミの持っていたファイズフォン。
スマートブレイン社は2068年にも健在なのか?
どうやって入手したのか、早く知りたいですね。
(ファイズフォンについては、最後まで出自はわからなかったのです笑)
ファイズ・乾巧役の半田健人さんとカイザ・草加雅人役の村上幸平さんの出演も決まっているので、その辺が語られるのは楽しみです。
⌚⌚キャスト発表だジオ!Part4⌚⌚
— 仮面ライダージオウ (@toei_rider_ZIO) 2018年8月29日
新たに出演発表があったのは〜?
「仮面ライダー555」より、仮面ライダーファイズ・乾巧役の半田健人さん&仮面ライダーカイザ・草加雅人役の村上幸平さん!
ジオー!どんな風に物語に絡むジオ?
そして、今後も歴代平成仮面ライダーの出演は止まらなイッッッ?! pic.twitter.com/nSuMKYeEqy
ファイズは、ジオウの物語では重要な役割を果たすことになるのか?
最後にもう1点、ゲイツがはじめから所持しているゴーストウォッチについて。
実は、ゲイツはゴーストウォッチだけでなくドライブウォッチも所持しているとの事前情報もあります。
そこで気になるのが、これらをゲイツがどのように手に入れたかというエピソードが語られるのか、どうか。
(ゲイツの所持するドライブウォッチとゴーストウォッチについては、出どころがちゃんと語られます)
このエピソードが語られないと、ゴーストのキャスト、ドライブのキャストの客演の可能性が減り、またアナザーゴースト、アナザードライブも観られないかもしれないですよね…どうなるのか、注視していきたいところです。
まとめ…ついに始まった仮面ライダージオウ。今後に注目です。
何はともあれ始まったなという感じの仮面ライダージオウ。
第一話では、色々と解説を詰め込まなければならないことから、かなり駆け足での内容となってしまった感が否めませんでした。
まあまだまだわかりません、面白くなってくるのはこれからでしょう。
来週の予告にあった4人ライダーの構図は燃えますし、今後が楽しみですね♪
仮面ライダージオウの全話レビューまとめページは→こちらを是非ごらんください!
次回もなんかイケる気がする!今回はこの辺で!バイキュー☆