どうも、ガイコツです。今日も美味しいビールを飲みましたよー。
今回は、ベルギー産のビール、
ギロチン
をご紹介していきます。
ギロチン
少し暗め、濁りめのブラウン。
ラベルにはギロチンのイラストが!!
このデザインとネーミングは、ギロチンという処刑法を考案したことで知られるフランスの医師、ギロチンさんにちなんでいるんだそう。
泡立ちがすごく良いんですが、泡のキメは荒いです。おもしろいスタイル。
内容量:330ml
アルコール度数:8.5%
ビアスタイル:アベイ(ピスト)
原材料:大麦麦芽、小麦麦芽、ホップ
原産国:ベルギー
ギロチンを取り扱ってくれているのは、おなじみの日本ビールさんです。
アベイ(ピスト)
アベイビールとは、わたくしガイコツがご紹介したトラピストビールの節でふれています。
ヨーロッパの修道院では伝統的にビール造りが行われてきましたが、中でも、トラピスト会修道院のもとで造られる上面発酵のビールが、トラピストビールとされました。 この名称は、トラピスト会修道士の協会に認められたビールだけが使用できる、特別なものです。 一方、民間の醸造所が修道院伝統の手法を用いて造ったビールは、「修道院ビール(アビイビール)」と呼ばれ、明確に区別されています。
ビアスタイルについて/奥深きビールの世界を解説。ラガー、エールとそこから派生したビール群! - ガイコツブログ
こちらのサイトに、恐ろしく詳細な解説がなされていました。
【ベル通】No.5 じゃあ、アベイビールって何? 連載:ベルギービールってなに?
「現存するか過去に存在した修道院(トラピスト会以外もOK)となんらかの関係があり、修道院にロイヤルティを払っているようなビール」
数百銘柄あるといわれるベルギービールの殆どがアベイビールであると言っても過言ではないほど、アベイビールのカテゴリーに入ってしまうビールはたくさんあるんですねえ。
修道院が関わってるのにギロチンっていいのかよとも思うんですが(笑)、ギロチンって、フランス革命までの残酷すぎる処刑法に代えて、人道的処刑法が求められる中で考案された、人道的処刑法という扱いなんですよねぇ。
ですので、修道院的にも、アリ、なのかな?笑
ギロチンをテイスティング
香りはフルーティーです。柑橘系、ハーブのような香りもかすかに感じます。
一口飲んでみると、飲みやすい!
爽やかな甘さ、柑橘系の風味、高めのアルコールのコクが高次元でバランスしています。
心地よい軽い苦味も残ります。これは美味しいですね!
スタイルはアベイということで醸造法が限定しづらいですが、大麦麦芽と小麦麦芽を使っている点で、ちょっとウィートっぽさもあります(ただしウィートとはアルコール度数が違いすぎますが)。
原料でいうとヴァイスビア的な側面もあるという感じですね。
まとめ…ギロチンという名のビール
ギロチンのネーミング、デザイン、アルコール度数から、重厚なビールかと思いきや、爽やかな風味と酸味と甘みのエール。
コクもあって、いやいや飲みやすくて美味しいですよ。
ほろよいでいい気分、ごちそうさまでした!今回はこの辺で!バイキュー☆