どうもー、ガイコツ(@of_za_dead)です。
今回はマンガレビュー回です♪
さて、今回はテレビ朝日系列で放送されていた仮面ライダーWの正統続編、
風都探偵の第9集
をネタバレありでご紹介していきたいと思います。
本巻は、ときめを中心に話が動いていきます。
いったいどんな物語が展開するのか!?早速いってみましょう☆
ヒウィゴゥ(ง ˙ω˙)ว
カモン(ง ˙ω˙)ว
風都探偵 第9集 ※ネタバレあり
まず風都探偵についてですが、この漫画は、テレビ朝日系列の特撮ヒーロードラマ、仮面ライダーWの正統続編です。
第9集の表紙は、今は無き鳴海探偵事務所(かもめビリヤードは取り壊されてしまいました)の前でおどけるおかしな仲間たち 笑
特にときめがフィーチャーされています。
ときめってカラーで見ると本当にジョーカーカラーですね。
ときめとジョーカーメモリの関係の謎…ますます気になります。
帯には累計170万部突破(紙・電子書籍合計)の文字が!
順調に発行部数を積み上げています。
映像化してほしい…。
さて、恒例になっている巻末インタビューですが、第9集のゲストは大道克己役の松岡充さん!!
不死身の傭兵集団・NEVERのリーダーにして、仮面ライダーエターナルという最強の敵でした。
ジオウに出演したときは興奮しましたねー!
↓第9集の裏表紙はこちら↓
今回は、作画担当・佐藤まさきさん書き下ろしの仮面ライダーエターナル図書カード(500円分)を50名にプレゼント!!
ぼんやりと光るメモリがめちゃくちゃカッコいいですね…!
↓帯を外した状態の表紙はこちら↓
帯を外すと初めてお目見えする、お魚くわえたミック。
きゃわわです☆
↓風都探偵のこれまでのCMはこちら↓
風都探偵 第9集あらすじ解説 ※ネタバレ注意
さて、風都探偵 第9集には「fに感謝を」全10話が収録されています。
今回のキーワードはf。
ふうとくんのfかなぁ…でもそれじゃひねりがないか。
気になるので、早速見ていきましょう!
第75話 fに感謝を 1/風都のシンボル
Crabのメモリを手に入れ、また何か企んでいる万灯。
Crab…今回は蟹のドーパントが現れそうですね。
さて、前話「bたちの宝物」で、エターナルとWが風都タワーで戦う場面がフラッシュバックしたときめは、1人こっそり風都タワーを訪れます。
風都タワーに、自分の過去のヒントがあるかもしれないと思ったのでしょう。
彼女を心配して尾行してきた翔太郎は、ときめとともにちょっとした事件に遭遇します。
暴漢に襲われた女性、彼女が盗まれそうになったものはなんと、ふうとくんのきぐるみ!?
第76話 fに感謝を 2/スーツアクターときめ
暴漢に襲われた女性は富士見ナオ、ふうとくんのスーツアクターでした。
実は、4日後の2月10日、風都の日(語呂合わせですね)に開催される「風都タワー感謝祭」事務局に脅迫状が届いており、ナオが襲われたのも、ふうとくんのきぐるみが盗まれそうになったのも、この脅迫状と関係しているようです。
足首を複雑骨折して動けないナオは、風都タワー感謝祭当日のふうとくんのスーツアクターにときめを指名。
ときめもこれを承諾し、また鳴海探偵事務所にも「風都タワー感謝祭」事務局から正式に事件の調査依頼が舞い込みました。
さて、ナオを襲った暴漢の情報が照井からもたらされます。
そいつはヒカルといって、『蒼炎群』を名乗るグループの構成員らしいです。
ギャングみたいなものでしょうか。
当のヒカルは、青炎群のアジトに戻って失敗を非難されています。
青炎群の構成員たちは、みな一様に手首に青い炎のタトゥーが。
手首に蒼い炎…!?エターナルじゃん!!
蒼炎群は、大道克己シンパの集団なのか!?
そして、蒼炎群のアジトにはマグマメモリを持つ男がいました。
マグマドーパント…そう、仮面ライダーW第1話の敵だったドーパントです!
第77話 fに感謝を 3/蒼き炎の群れ
蒼炎群は、やはりエターナルを信奉するカルト集団でした。
彼らは、風都の日に風都タワーを再び破壊しようとしているのかもしれません…大道克己がそうしたように。
ふうとくんのスーツに入って大苦戦しつつも感触を掴みつつあるときめは、この危機に逆に発奮。
絶対にやり遂げるという気持ちを強くします。
蒼炎群でマグマドーパントに変身していたのは、テツと呼ばれる大男でした。
彼はヒカルを処刑しようとしますが、万灯に止められます。
そう…万灯つながってたんですねー、蒼炎群と。
第78話 fに感謝を 4/鼠と獅子
風都タワー感謝祭の2日前。
前宣伝を兼ねて、ふうとくんのミニステージが行われます。
そこにヒカルが現れます。
ヒカルは、万灯からクラブメモリを受け取っていました。
ヒカルの会場入りを察知していた照井が彼を追い詰めると、彼はクラブメモリでドーパントに変身!
現れたクラブは、非常にシンプルな造形の人型ドーパント。
強烈な殺傷能力と、驚くべき再生能力を持っていました。
そんなクラブが、ふうとくん(ときめ)を襲います。
翔太郎とフィリップがヒートメタルでこれを阻止しにかかりますが…!?
第79話 fに感謝を 5/踏み台
Wで最も硬いメタルの装甲を易々と突き破るクラブの攻撃。
これに対抗するため、2人はエクストリームに変身します。
プリズムのマキシマムドライブ、プリズムブレイクでメモリブレイクを狙いますが、その再生能力のあまりの早さに効き目がありません。
前話「bたちの宝物」に登場したドーパント、トラッシュ以上の再生能力です。
大苦戦するエクストリームの前に、さらにもう一体クラブドーパントが!
テツです。テツもまた、万灯からクラブメモリを授けられたのです。
組織内でテツから虐げられていたヒカルは憮然としつつも、執拗にときめを狙います。
ナオの「ときめちゃーん!!」という叫びでふうとくんの中の人がときめだと気づいた万灯が、間一髪でときめを救います。
曰く、「私の大事な人」…。
第80話 fに感謝を 6/私は君を知っている
ときめを連れその場を離脱するオーロラ。
ときめに気を取られるエクストリームを、テツクラブが襲います。
アクセルが駆けつけ2対2になりますが、形勢は不利。
ビッカーチャージブレイクやアクセルの剣撃を受けても即座に再生してしまうクラブたちに大苦戦するライダーたちですが、スロットルをガンガンに吹かしたアクセルのパンチでテツクラブに重いダメージを与えることに成功します。
ヒカルクラブはそんなテツクラブをかばって一時撤退。
下っ端として扱っていたヒカルに助けられたことで、テツのプライドが傷つきました。
一方。
万灯は、ときめのことを知り尽くしていました。
ときめがエターナルを思い出したことを察すると、「「あの日」を思い出し始めた、という事か」「…そろそろかもね…」などと意味深な発言を繰り返します。
「君は私の1番の宝物」「君が熟成するのを待っている」などなど、次々と重要と思われるワードが飛び出します。
人間に熟成とは普通使いません。それを言うなら成熟ですね。
ときめは一体どんな存在なのか!?謎は深まります…。
そんな2人のもとに、タービュラーに乗ったエクストリームが駆けつけます…!
第81話 fに感謝を 7/それぞれの想い
万灯はエクストリームの斬撃を避け、余裕の様でその場から去っていきます。
さて、ふうとくんのミニステージが襲われたことで、風都タワー感謝祭は中止の危機に。
そこに現れたのは、感謝祭開催を熱望するジミー中田でした。
ジミー中田は、仮面ライダーWのテレビシリーズ23話、24話『唇にLを』に登場した路上ミュージシャンです。
そうです、あの電波塔の道化師、ライアードーパントの回ですね。
今はもう有名な風都出身歌手として、感謝祭に招かれ歌う予定だったんです。
ここでは、映画『FOREVER A to Z 運命のガイアメモリ』でジミーがWの最終決戦を応援したシーンや、風都花火大会セレモニー会場でふうとくん(ナオ)たちの前に現れたNEVERのシーンなどが拾われ、新たな角度から語られます。
あのシーンで、ふうとくんの中にいたのがナオだったと考えると不思議な気分…こんな形で甦る物語があるんですね。
やっぱり三条さんは天才です。
ジミー、ナオの言葉に触発され、感謝祭決行を申し出るときめ。
一方、フィリップはクラブ攻略の糸口を求め、必死に本棚で検索をしていました。
そこに、感謝祭開催の決定を報告しに翔太郎が現れます。
クラブの攻略法が見つかっていない以上それは危険だと反対するフィリップですが、ここで翔太郎がカッコいい名台詞を披露。
「書き加えていけばいいじゃねえか、地球の本のページに新しい記憶を、俺たちが!今はまだ載っていない敵の倒し方を、俺たちが刻み込んでいけばいい!」
翔太郎に何か考えがあるようです。
第82話 fに感謝を 8/決戦前夜
翔太郎は、ナオのプロダクションのスーツアクターで格闘技の達人・鷹岩降雄(高岩さんがモチーフなのは想像に難くない笑)に臨時の弟子入り。
鷹岩の稽古場で、新しい技を身に着けようというわけです。
蒼炎群のアジトでは、テツとヒカルの小競り合いが。
テツは、立場が対等になったヒカルが気に入らないのです。
このチームワークの悪さもまた、つけ入る隙となるか。
そして風都の日当日。
全ての企みを喝破したフィリップが、テツとヒカルの前に現れます。
その頃、蒼炎群のアジトもアクセルの急襲を受け壊滅していたのでした。
変身する2人のクラブ。
そこに、満身創痍ながら自信たっぷりの翔太郎が到着します。
何かを得たらしい翔太郎、選んだボディタイプはヒートジョーカー!
テツクラブに強烈なパンチをお見舞いすると、何故か再生能力が効きません!
第83話 fに感謝を 9/反撃の炎
翔太郎が身につけた特殊なパンチの衝撃が、クラブの外殻に無数の複雑な亀裂をつけているため、泡再生が追いついていないのでした。
これは、アクセルのパンチが結構効いていたことからヒントを得た翔太郎のお手柄。
空手の達人・鷹岩から、衝撃の強い空手のパンチを一夜で習得してきたのです。
一方フィリップは、クラブの再生能力の秘密を発見していました。
クラブの背中にある、小さな蟹のような器官。
この器官が、再生泡を生産していたのでした。
クラブの切断衝撃波を真っ二つになって避けながらのジョーカーグレネード!
それぞれのクラブの背中に、ヒートとジョーカーのマキシマムが炸裂します。
そしてそして!
ヒートジョーカーの、ヒートマキシマムドライブ!
初披露の必殺技、ジョーカーバックドラフト!!!
2体のクラブを同時粉砕する破壊力で、見事にメモリブレイク!
風都タワー感謝祭は、こうして仮面ライダーに守られたのでした。
第84話 fに感謝を 10/風よ消えないで
大盛況で幕を閉じた風都タワー感謝祭。
クラブの変身者テツ、ヒカルも逮捕され、警察病院に搬送されていました。
ところが、裏風都に通ずる次元の裂け目のようなものが現れ、パトカーと救急車の車列は大事故に!
その犯人はヒカルでした。
ヒカルは、リアクターメモリと裏風都のパスポートを万灯から授かっていたのです。
万灯は、テツではなくヒカルを選んだというわけですね。
ヒカルに殺されるテツ。
ヒカルは、2代目リアクターに選ばれたのです。
リアクターが纏う炎も赤から青に。
より高温の蒼炎です。
予熱を放出できず苦労していた二階堂と違って、易々と予熱を放出。
厄介な幹部がまた1人誕生しました。
ときめは、またもあの日の記憶を思い出し、確信します。
NEVERテロのとき、自分も風都にいたことを。
万灯も、大道克己に運命を変えられたとヒカルに話しています。
一体、あの日の裏舞台で何が起こっていたのか…。
「永遠の再来」松岡充氏ロングインタビュー
『運命のガイアメモリ』出演と主題歌の作詞・作曲・歌唱のオファーについての逸話、これビックリしました。
あの映画の裏で、こんなに大変なことがあったなんて…詳しくは是非本巻を手に取ってください!
ほかにも、映画、Vシネ撮影時の話など興味深い話が沢山です。
松岡さんがいかに仮面ライダーWを愛しているかがひしひしと伝わってくる内容になっていますよ♪
寺田克也氏のクリーチャーデザインギャラリー
今回の寺田ギャラリーは、クラブ・ドーパント。
ハサミを組み合わせたような奇怪な顔面や蟹の足のように尖った足など、劇中で全て採用されています。
これは、複雑化・多様化していたドーパントデザインを一度リセットし、原点回帰した『カニ怪人』を、という三条さんのリクエストに応えて寺田さんがデザインしたもの。
背中のミニカニが再生泡を生み出すというアイディアも当初から描かれています。
まとめ…2人の力で撃破したクラブ、そしてときめの過去の謎…。
いかがだったでしょうか。
『fに感謝を』のfは、風都でした。
みんな風都好きすぎてますね 笑
見かけによらず強敵だったクラブですが、フィリップの叡智と翔太郎の洞察力、根性で見事に撃破しました。
しかし光は逃げ延び、2代目リアクターに…。
ときめの過去をめぐる謎もますます深まっていて、相変わらず目が離せません。
さて、次章は死仮面編!?
園咲琉兵衛の影!?
デスドーパントのあの事件を彷彿としますが果たして…!!
風都探偵まとめページは→こちらを是非ごらんください!
風都探偵、第9集も見どころいっぱいでした!今回はこの辺で!
これで決まりだ!