どうもー、ガイコツ(@of_za_dead)です。
今回はマンガレビュー回です♪
さて、今回はテレビ朝日系列で8年前に放送されていた仮面ライダーWの正統続編、
風都探偵 第6集
をネタバレありでご紹介していきたいと思います。
早速いってみましょう☆
ヒウィゴゥ(ง ˙ω˙)ว
カモン(ง ˙ω˙)ว
風都探偵 第6集 ※ネタバレあり
まず風都探偵についてですが、この漫画は、テレビ朝日系列の特撮ヒーロードラマ、仮面ライダーWの正統続編です。
第6集の表紙は、仮面ライダースカルのアップと、奔走する駆け出しの頃の翔太郎です。
スカルめちゃくちゃカッコいいんですが笑
帯には累計125万部突破(紙・電子書籍合計)の文字が!
おめでとうございます!相変わらず売れ行き絶好調。
この調子だとアニメ化や映像化待ったなしな気がするんですが…どうなんでしょう東映さん!?
そして、鳴海荘吉=吉川晃司さんのアイキャッチが…!
第6集の目玉として、吉川晃司さんへのロングインタビュー、「ハードボイルドの帰還」が掲載されているんです!
裏表紙には、夜の風都タワーを見つめる翔太郎といういつものイラストをバックに、本巻のあらすじが書かれています。
ガイアメモリがどうして生まれたのか。
Wの戦いがどうして始まったのか。
ときめからの問いに答えるため、
翔太郎は今、静かに語り始める。
彼が憧れ、その背中を追い続けた探偵
鳴海荘吉との出会い。そして
”始まりの夜”についての全ての物語を―。
風都探偵これまでのCMはこちら↓
風都探偵 第6集 あらすじ解説 ※ネタバレ注意
さて、風都探偵 第6集には「sの肖像」全9話が収録されています。
イニシャル”s”とは、壮吉、そしてスカルを指すのでしょう。
いや、翔太郎も、さらには園崎もか…。s、多い。
以下に、各話をざっくり解説していきます。
第47話 sの肖像 1/バカは二度ドアを叩く
夜の港。
翔太郎はこの場所で、ガイアメモリのルーツやWの誕生など、知りうる全てをときめに伝えようと語りはじめます。
ここでは、少年時代の翔太郎が初めて壮吉と出会った事件、歌姫メリッサがスパイダードーパントに襲われた事件のその後が描かれます。
そう、映画『仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&ダブル feat.スカル MOVIE大戦CORE』の中の、『仮面ライダースカル メッセージforダブル』の中のワンシーン、あの後の話なんです。
(余談ですが、この『仮面ライダースカル メッセージforダブル』は、仮面ライダースカル誕生エピソードにもなっていますので、本巻を読む前に是非観ておきたいところです)
あの後、少年翔太郎は、鳴海探偵事務所に押しかけ壮吉に弟子入り志願するのですが…!?
第48話 sの肖像 2/俺たちの街
『仮面ライダースカル メッセージforダブル』のあの一件のショックから探偵業を休業していた壮吉でしたが、街ではアントライオンドーパントが一般市民を襲っていました。
少年翔太郎までもがこれに巻き込まれ危機に陥りますが、シュラウドのおかげで現場に急行できた壮吉がこれを救います。
変身、仮面ライダースカル。
手のひらを上に向けた、Wとはまた違った「お前の罪を数えろ」のポーズが見られます。
第49話 sの肖像 3/蘇る骸骨
スカルが圧倒的な強さでアントライオンドーパントを倒します。
ここでは、スカルの銃・スカルマグナムがどうやって発現しているのかが見られるほか、映像作品では掘り下げられていなかった、スカルの特異な能力が示唆されます。
キーワードは、「変身するのは…少しの間、死ぬ事だ」
その後、翔太郎は高校卒業を機にようやく壮吉に弟子入りが叶います。
第50話 sの肖像 4/始まりの夜(ビギンズナイト)
ビギンズナイトに至る物語が描かれます。
映画『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』の中の、『仮面ライダーW ビギンズナイト』のエピソードを更に詳しく補完する内容。
園咲琉兵衛が登場します。
第51話 sの肖像 5/半人前の痛恨
引き続き、『仮面ライダーW ビギンズナイト』のエピソードを更に詳しく補完していきます。
園咲冴子も登場。タブー対スカルの戦いも見られます。
そして、翔太郎とフィリップ、運命の出会い。
第52話 sの肖像 6/悪魔野郎
引き続き、『仮面ライダーW ビギンズナイト』のエピソードの補完が続きます。
映画を思い出しながら映画には無かったシーンも読んでいけるため、ファン必読の内容。
実はここでの対タブー戦で、壮吉のロストドライバーは破壊されてしまっていたのでした。
第53話 sの肖像 7/似合う男
映画で語られなかった最も重要なシーンが収録されています。
装置の中で地球の本棚と直結していた園崎来人を発見した壮吉は、スカルメモリを犠牲に地球の本棚に入ります(!!)。
これはスカルメモリの特殊な力によるものが大きかったようです(フィリップの憶測)。
そして、来人にフィリップと名付け、自分の意志で”暗闇の牢獄”から外へ出させることに成功します。
壮吉が撃たれるシーンももちろんありますが、ドライバー、スカルメモリともに失う描写を経ており、さらに、アタッシュケースの中のダブルドライバーを使うべきか、迷いが生じる描写を経ての銃撃シーンのため、あの壮吉がなぜやすやすと撃たれてしまったのかという問いに充分な説得力をもって応えるシーンとなっています。
そして、悪魔と相乗りのあの名シーン。
第54話 sの肖像 8/W誕生
W初変身シーン、ファングジョーカー脱出シーンが描かれます。
園咲若菜も登場して悪い笑顔を見せてくれますよ。
こうして、ときめに全てを語った翔太郎は人目をはばからず号泣します。
第55話 sの肖像 9/最悪と最高
緊張と興奮、疲労とアルコールにより寝入ってしまった翔太郎。
そこにフィリップが現れます。
一方、組織”街”の万灯は、Wの恐ろしさを忘れないためとしてミュージアムの記録を閲覧しており、訪れた秀夫にそれを語ります。
TVシリーズを振り返りダイジェスト的に説明を加えていきながら、さらに突っ込んだ設定などが語られます。
壮吉が死ななかった場合生まれていた可能性のあった、サイクロンスカルについてなども触れられますよ。
そして、ジョーカーというメモリの重要性。
これが、ときめの謎と絡みあって物語が進展していくんでしょうね。
些細なことではありますが、翔太郎とフィリップがあの夜のことを『始まりの夜(ビギンズナイト)』と名付けた理由もはっきりと語られています。
そして、幾多の修羅場をくぐり抜けてきた翔太郎、この頃おやっさん(壮吉)に似てきたね。という感じでエンド。
次章、仮面ライダーアクセル編へ続く!!
「ハードボイルドの帰還」吉川晃司インタビュー
1巻まるまるビギンズナイトの第6集、巻末インタビューはもちろん鳴海荘吉=吉川晃司さん。
吉川さんが、どのような思いで鳴海荘吉役を引き受けたのか、その後今までどのような思い入れを持っているか。
そして、今でも歌い続けているNobody's Perfectのことなど、いろんなことが語られます。
まんま壮吉みたいなハードボイルドな人物像ですね、吉川さん。
渋い。
まとめ…あの夜の全てが今、明らかに!
いかがだったでしょうか。
帯に書かれた、「テレビや映画でも描かれていない”あの夜”の全てが今、明らかに」の煽りどおりの内容で、ファン必携の一冊になっていましたね。
TV本編、映画W&ディケイド、映画オーズ&ダブルを見返せばさらに楽しめるでしょう。
次章からのアクセル編も楽しみです♪
風都探偵まとめページは→こちらを是非ごらんください!
風都探偵、第6集も見どころいっぱいでした!今回はこの辺で。これで決まりだ!