うもー、ガイコツ(@of_za_dead)です。
今回はマンガレビュー回です♪
さて、いい年こいて仮面ライダー好きなガイコツですが(男はいくつになっても心は少年なんだという苦しい言い訳)、中でも最も愛する仮面ライダーが、
仮面ライダーW(ダブル)
なんです。
Wは2009年(平成21年)から2010年(平成22年)の一年間TV朝日で放送されたのですが、終了から7年も経った2017年(平成29年)、突如として、漫画として蘇ることになります。
タイトルは、その名も『風都探偵』。
しかもこれ、テレビ本編の正統な続編。
Wファンのわたくしガイコツまさに歓喜な、まさかの展開でした。
今日はこの風都探偵のコミックス1巻と2巻が同時発売の日でもありますので、風都探偵について紹介させていただきたいと思います。
仮面ライダーWとは?
仮面ライダーWは、風都という架空の街の探偵コンビ、左翔太郎とフィリップが変身するライダーです。
往年の名作ドラマ「探偵物語」のオマージュが随所に観られるなど、大人にも楽しめるライダーでした。
主題歌は、ギタリストのTAKUYA(ex.JUDY AND MARY)のユニット、『上木彩矢 w TAKUYA』の『W-B-X 〜W-Boiled Extreme〜』(ダブル ビー エックス 〜ダブル ボイルド エクストリーム〜)でした。
ジャジーな始まりからのアッパーな名曲です。
このPVめちゃめちゃカッコイイ。
仮面ライダーWの脚本
物語の核となる部分のメインライターを務めたのが、三条陸さん。
少年ジャンプで連載した、今でも語りぐさとなっている名作、『ダイの大冒険』の原作者です。
仮面ライダーWのメインキャスト
左翔太郎 - 桐山漣
ずーっと仮面ライダーを演じたいと思っていたという桐山さん。
彼が左翔太郎を演じたのがこの作品のヒットの一つの要因ではないかと分析しています。
そのくらいのハマり役。
カッコつけなんだけど今ひとつキマらない、ハードボイルドならぬハーフボイルドな探偵に完璧になりきっています。
映画『曇天に笑う』では、後輩仮面ライダーの仮面ライダーフォーゼ役、福士聡太さんと共演していますが、ライダー映画内でも共演を果たしています。
左翔太郎と如月弦太朗の邂逅シーンはライダー映画屈指のおもしろシーン。
フィリップ - 菅田将暉
おしもおされぬ大スターになった菅田将暉くんのデビュー作が、この仮面ライダーWでした。
名前も含め、色々と訳ありの不思議少年であり、翔太郎の相棒でもあるフィリップを見事に演じきりました。
今年は日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞を受賞したり、
音楽活動にも力を入れるなどますます目が離せなくなっています。
いつかライダー作品に楽曲を提供するようなこともあるかもしれませんね。
ゾクゾクします笑
照井竜 - 木ノ本嶺浩
風都のもう一人の仮面ライダー、アクセルを演じたのは木ノ本嶺浩さん。
「俺に質問をするな!」が口癖のエリート刑事です。
漫画「風都探偵」にももちろん登場します。
鳴海荘吉 - 吉川晃司
Wの、いわゆる”おやっさんポジション”鳴海荘吉を演じたのが吉川晃司さん。
本編では亡くなっているためほとんど出てきませんが、回想シーンや生前のシーンなど、劇場版などで出演しています。
風都探偵では、果たして出番はあるのか…!?
風都探偵 ※ネタバレあり
風都探偵は、週刊ビッグコミックスピリッツで、2017年8月より連載しています。
そして本日、コミックス第1集と第2集が同時発売されました。
サイクロン色とジョーカー色で、二人のメモリが揃うのを演出するための、2巻同時発売だったんですね。
裏表紙。ゾクゾクするねぇ。
第3集、第4集と今後発売されていくことになりますが、ヒートメモリやルナメモリなどの色を配したデザインになっていくんでしょうか。
そのあたりも注目です。
公式にも「wの正統続編」とされていますが、どこが正統かというと、脚本が三条さんなんですよね。
これだけでもう誰がどう見ても続編なんですが、さらに、TV版でクリーチャーデザインを手がけた寺田克也さんがクリーチャーデザインもやってるんですよ。
登場人物もおなじみのキャラがどんどん出てくるし、ファンとしてはテレビの続きを観ている感覚が本当に嬉しすぎる。
またWの新作を観られる(読める)なんて思ってもいなかったので。
タイトルに仮面ライダーWを冠しなかったのは、青年誌に掲載するということで幅広い層に訴求していきたいというのがあったでしょう。
劇中に仮面ライダーが登場したのは、実に5話に入ってからなんです。
引っ張りに引っ張って、探偵パートをしっかりと見せてからのライダーの登場でした。
これは、ライダーも出てくるけど、探偵の物語としても楽しめることを目指している姿勢の表れなのではないでしょうか。
青年誌だけあって、アダルトな描写やゴア表現なども躊躇なくやっています。
この辺はWにはなかった要素で、大人のファンとしては嬉しいところです。
※ 18.07.22 追記
大人気の「風都探偵」、なんとテレビCMが打たれました!
全く知らなかったのでビックリした!!
漫画、漫画、漫画ダヨ!のナレーションはもちろん立木さん!
アガりますね!
第1集・第2集の内容 ※ネタバレあり
さて、新刊掲載話は、第1集はまるまる「tに気をつけろ」の全8話が掲載されています。
登場ドーパントはロード・ドーパントと、ラスボスになりそうなオーロラドーパントです。
組織『街』とは果たしてどんな敵なんだ!?
第2集は、「最悪のm」全7話と、「cは何処に」全3話。
登場ドーパントはメガネウラドーパント、ブラキオサウルスドーパント、スクリームドーパント、カラカルドーパントです。
ミックも登場します!!
両巻とも、巻末付録として寺田克也さんのクリーチャーデザインギャラリー(ラフ画)が掲載されているのが嬉しいです。
風都探偵 各巻紹介 ※22.02.28追記
第3集は風都の赤いライダー、仮面ライダーアクセルの赤でデザインされた背表紙でした!
巻末に、仮面ライダーアクセル=照井竜役の木ノ本嶺浩さんのロングインタビュー「俺に質問をするな!」が掲載されています笑
第4集では新たなハイドープが登場。
ジョーカーメモリを巡るときめの謎も浮上し、ますます目が離せない内容。
巻末には、鳴海亜樹子役の山本ひかるさんのロングインタビュー「私、聞いてな〜〜い!!」が掲載されています。
山本さんかわゆし。
第5集では、準幹部・リアクタードーパントと対決。
TV本編では登場していないレアなマキシマムも飛び出すなど、本巻も見どころが多いです。
巻末には、園咲霧彦役の君沢ユウキさんのロングインタビュー「帰ってきた霧彦」が掲載されています。
公式も認定した尻彦さんに萌え。
第6集は一巻まるまるビギンズナイト。
TVや映画では語られていない場面や設定が次々に飛び出します。
スカルメモリには実はあんな特性が…!?
巻末には鳴海荘吉役の吉川晃司さんのインタビューが掲載されています。
第7集はアクセル編。敵は、過去に例を見ない形態のドーパント…!
そしてついにアクセルのあのフォームが、さらにパワーアップして登場!
さらにWにも新フォームが…!?
第8集は、フィリップ成長譚になっています。
メインの敵はトラッシュ・ドーパントですが、そこにブラキオ、スクリーム、さらにはオーロラも出張ってきて…!
最後はときめに重要な謎が浮上します。
巻末インタビューは冴子、若菜の園崎姉妹!
第9集はときめ中心の物語展開。
風都タワー感謝祭が開催の危機に。
敵は攻撃・防御ともに優れる厄介なクラブドーパントです。
ヒートジョーカーの新マキシマムが炸裂!!
第10集では、かつての敵・園崎琉兵衛の存在が背後にちらつく物語です。
死してもなお風都に影響力を残す琉兵衛の呪縛のような力が生み出した、悲劇の事件。
TVシリーズ最終版に登場した轟響子が登場します。
第11集では、裏風都の造反者にときめが誘拐されます。
ときめは一体どこに幽閉されているのか…!?
新フォーム『ファング・メタル』も登場!!
第12集では、翔太郎の旧友がキーパーソンとなります。
財団Xや、裏風都幹部・千葉秀夫の謎などにも肉薄。
かなり重要なエピソードになっていると思います。
まとめ…仮面ライダーWは、続いている。
いかがでしたか?
風都探偵は、どちらかというとアダルティなライダー作品になっています。
少しでも興味が湧いたら、是非読んでほしいですね。
公式サイトでは第1話が無料で読めますよ。
ガイコツブログでは、W関連の映像作品レビューなんかもいずれやっていきたいと思います。
漫画がかなり好きなわたくしガイコツですので、好きな漫画の紹介記事なんかもしていく予定です。
今回はこの辺で。バイキュー☆
これで決まりだ!!