どうもー、ガイコツ(@of_za_dead)です。
今回はビールレビュー回です♪
今回は、COEDOさんとダンデライオンチョコレートのコラボビール、
Chocolate Dunkel(チョコレートデュンケル)
をご紹介していきます。
ついにCOEDOさんからもチョコビールが発売。
さてさて、どんな仕上がりになっているのか?早速みていきましょう☆
ヒウィゴゥ(ง ˙ω˙)ว
カモン(ง ˙ω˙)ว
Chocolate Dunkel(チョコレートデュンケル)
澄んだ赤銅色の液色。
泡立ちは普通、泡持ちはやや悪いかなといった印象です。
内容量:630ml
アルコール度数:5.5%
ビアスタイル:チョコレートビール
原材料:麦芽、カカオニブ、チョコレート、ホップ
IBU(国際苦味単位):20
原産国:日本
※カカオニブとは、カカオ豆を発酵・焙煎後、外皮と胚芽を取り除いて砕かれた状態のものです。
日本を代表するクラフトビールブランド COEDO(コエド)[株式会社協同商事 代表取締役社長 朝霧重治]は、 「ダンデライオン・チョコレート」とのコラボレーションビール「 Chocolate Dunkel(チョコレート・デュンケル)」の出荷を2019年1月31日(木)より開始いたします。
アメリカ・サンフランシスコのBean to Bar チョコレート『ダンデライオン・チョコレート』と埼玉・川越のクラフトブルワリー『COEDO』の初のコラボレーション。今回は、2015年に収穫された、ダンデライオン・チョコレートのタンザニア産カカオ豆のカカオニブとチョコレートを使用した、「Dunkel(デュンケル)」スタイルのビールをお届けします。茶褐色の色合いに、モルト由来のふくよかな甘味とカカオの芳醇な香味のバランスと、下面発酵ならではのスッキリとした味わいをお楽しみください。
COEDO BREWERY Press Release 2019. January
デュンケルは「暗い」を意味する単語で、ドイツ南部発祥の褐色の液色をしたビールです。
その分類の仕方から、色んなビールが該当してしまいますので、拙ブログでは、このChocolate Dunkel(チョコレートデュンケル)をチョコレートビールに分類します。
チョコレートビールの中でも、このチョコレートデュンケルは下面発酵(ラガービール)スタイルとなっていますね。
チョコレートビールってどんなビール?→こちらで詳しく解説しています♪
COEDOさんについては、→是非こちらをご覧ください。
ダンデライオン・チョコレート
ダンデライオン・チョコレートは、トッド・マソニスとキャメロン・リング が2010年に創業したBean to Barチョコレートのファクトリー&カフェです。
小さい頃からチョコレートが大好きだったトッドとキャメロンは、IT業界で起業家としての成功を収めた後、転身して友人のガレージを借りチョコレートの実験室を作りました。友人たちに見守られながら、オーブンで豆をローストし、たくさんのチョコレートショップを食べ歩きました。100年以上前からある伝統的なチョコレートのレシピやコミュニティサイトでの情報を元に、ガレージに器械をかき集め、チョコレート作りに没頭しました。その手作りチョコレートは友人たちの評判を呼び、2013年にはサンフランシスコにファクトリーを開くことになります。そこからダンデライオン・チョコレートが始まります。2人はカカオ豆を手に入れるため、ドミニカ、ベネズエラ、マダガスカル、様々な土地に出かけて直接生産者と交渉を行います。機材は中古を手に入れたり、コーヒー豆ロースターを改造したりと様々な工夫を加えていきました。またテイスティングを効率化することや、すべての工程をドキュメント化することも怠らず、多くの人たちの知恵も受け入れました。こうした細かいことの積み重ねの結果、多様性を尊び起業家精神に溢れるサンフランシスコで受け入れられていったのです。
現在サンフランシスコのミッション地区にあるダンデライオンのファクトリーでは、カカオ豆の選別から、ロースティング(焙煎)、摩砕、テンパリングを行い、ひとつひとつのチョコレートバーを手作業で型に流し入れて成形し、包装までを行っています。また、使用するカカオ豆の生産者を全て訪れ、時には発酵から乾燥までのプロセスについて対話を行い、直接交渉を行った上で良質なカカオ豆を買い付け、チョコレートを丁寧に製造することによって、それぞれの豆の独自のフレーバーやニュアンスを引き出しています。
カカオ豆からチョコレートバーへ
世界のほとんどのチョコレートは大量生産で作られているということを、多くの人は意識していません。そうしたチョコレートはいくつかの巨大企業によって提供されています。大きな企業が目指しているのは安定した味とコストです。安価で均一な味のチョコレートを大量に作ることができるのは奇跡に近いことですが、すべてのチョコレートが必ずしもそうである必要はないと私たちは考えます。
チョコレートは発酵と焙煎の両方を行う数少ない食べ物のひとつで、その2つの工程が独特のフレーバーを生み出します。ワインより複雑になると言われているチョコレートの風味ですが、ほとんどの企業は安定性とコストのためにその風味を取り除いてしまいます。そのため、いまだ多くの人はチョコレートの可能性を本当には体験したことがないのです。しかし今その状況に変化が起きはじめました。ヨーロッパのチョコレートに対抗して、アメリカ全土のガレージやキッチンで新しいクラフトチョコレート・ムーブメントが生まれています。小さなチョコレートメーカーたちは長い間チョコレートの世界に欠けていたフレーバーを探求しています。「スモールバッチ」、少ロット生産のBean to Barチョコレートが作られ始めたのです。
Bean to Barとは文字通りカカオ豆からチョコレートバーをつくるまでのすべての工程を一貫して行うことで、ダンデライオン・チョコレートもその一端を担い、サンフランシスコから世界へそのムーブメントを広げようとしています。そして今、サンフランシスコ以外では初めての店を、東京蔵前に開きました。この場所は、歴史とクラフツマンシップに満ちています。この街から、さらにおいしいチョコレート作りを通して、ダンデライオンとチョコレートの新しい物語が始まります。
ABOUT | Dandelion Chocolate 公式サイト
なるほど、カカオ豆からチョコレートバーになるまでを一貫して製造するのが、ダンデライオンさんがおこなっている『Bean to Bar』というわけか。
こういう取り組みをしているメーカーがあるとは知りませんでした。
日本でも、多くの店舗を展開されているんですねー!
大手メーカーのチョコレートが、安価で均一な味のチョコレートを大量に作るために、独特な風味を取り除いてしまっているという現象は、まさにビールにも当てはまりますね。
ビールの世界でいうところのマイクロブルワリー的なスタンスからのアプローチということになるんでしょうか。
Chocolate Dunkel(チョコレートデュンケル)をテイスティング
まずは香りから確認してみます。スンスンスン…
うん、これはチョコレートです笑
モロにチョコレートの香り。
甘い香りで、ココアのようだと言ってもいいかもしれません。
早速いただいてみましょう。
グビグビグビっ…
すっげ!炭酸ココア!!
飲み口はまさにココア味のビールといったフレーバーです。
そして後味にはモルトがしっかり主張して、ビール本来の美味しさも感じられますね。
ホップのキャラクターはほとんど感じません。
甘みを演出しているのもモルトか、完成度高いですね。
甘ウマ!!
チョコレートデュンケルのペアリングロック☆
飲んだビールに似合うと感じるロックを、わたくしガイコツが独断と偏見で発表してしまうゲテモノコーナー、ペアリングロック。
チョコレートデュンケルにペアリングしたい一曲は、
Blankey Jet City - Dandelionです。
ダンデライオンというキーワードから連想したナンバー。
ブランキーとしてはかなりポップな曲で、リリース当時はコアなファンの評価はあまり高くなかったりしたようですが、ちゃんと聴くと一目瞭然、名曲です。
そしてこのPVが素晴らしい。
切なくて甘酸っぱくてロマンティックな短い映像作品に仕上がっています。
気が向いたら、このチョコレートデュンケルに是非合わせてみてください♪
まとめ…チョコレートビールの決定版、チョコレートデュンケル
いやー、美味しかったです。
チョコレートとビールがこんなにも合うとは、というカルチャーショックなテイストの1本でした。
素晴らしいクオリティはさすがCOEDOさんですね。
チョコレートが好きな方には是非おすすめしたいです。
ほろよいでいい気分、ごちそうさまでした♪今回はこの辺で!バイキュー☆