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将棋初心者に絶対おすすめのスマホアプリ2選 | 無料で手軽に楽しく基礎力アップ

どうもー、ガイコツです。今日も藤井将棋で界隈めっちゃ盛り上がってます。

と、この記事を書いている間に藤井六段が七段になってしまいました(^_^;)

mainichi.jp

当たり前のように勝っちゃうから怖い子や…(-_-;)


そんな今回は、将棋初心者の方に絶対おすすめの、2つの無料スマホアプリをご紹介します。





羽生善治の将棋のお手本〜初心者からの定跡講座

羽生善治の将棋のお手本〜初心者からの定跡講座

まず1本目は、i羽生将棋シリーズの定跡入門、羽生善治の将棋のお手本〜初心者からの定跡講座です。

将棋の『定跡』とは?

10の220乗通りの棋譜が生まれ得るとも言われる、非常に奥の深いゲームが将棋です。

昨年2017年に、羽生2冠(当時)が竜王を奪取して永世7冠を達成した記者会見において、「将棋の本質をわかっているかといわれれば、よくわかっていない」とまで言わしめたのが印象的ですが、とは言え、将棋の序盤の駒の動きには方程式のようなものがあり、このように動かさなければいけないというような筋道が、ある程度整備されています。

序盤は初形からの変遷なので、定型的なものも多いです。過去の将棋の歴史で多く指され、研究されている手順があります。将棋ではこれを「定跡(じょうせき)」と呼びます。序盤は定跡化されているので覚えやすく、書籍も多く出ているので、一手一手の意味を理解しつつ覚えることができます。
出典:日本将棋連盟


「羽生善治の将棋のお手本〜初心者からの定跡講座」(以下定跡講座)は、数々ある定跡の基本的なものを学べる無料アプリです。

羽生善治の将棋のお手本〜初心者からの定跡講座の概要

定跡講座では、定跡を学ぶ前に知っておきたい対局の基本
羽生善治の将棋のお手本〜初心者からの定跡講座の対局の基本
と、居飛車、振り飛車それぞれの定跡が色々と収録されています。

定跡講座にはどんな定跡が収録されているか

居飛車の定跡は、居飛車のお手本として

  • 相掛かり
  • 矢倉
  • 角換わり
  • 横歩取り
  • 対振り飛車

とあり、
羽生善治の将棋のお手本〜初心者からの定跡講座の居飛車のお手本

それぞれの項目の中にさらに色々な定跡が収録されています。

相掛かりの定跡

定跡講座の有料の定跡

無料で学べる定跡の他、有料で追加できる定跡もあります。
有料の定跡

有料の定跡

居飛車の有料オプションの定跡は、

「△超急戦棒銀」「▲3七銀戦法(4六銀3七桂型)」「対右四間飛車」(矢倉)

「棒銀」「腰掛け銀」(角換わり)

「ひねり飛車」(相掛かり)

「△3三角戦法(△8四飛)」「8五飛戦法」(横歩取り)

「斜め棒銀」「4五歩早仕掛け」「居飛車穴熊」「右四間飛車(左美濃→銀冠)」(対振り飛車)

です。


振り飛車の有料オプションの定跡は、

「対斜め棒銀」「対4五歩早仕掛け」「藤井システム」(四間飛車)

「三間飛車対居飛車急戦」「石田流」「早石田」(三間飛車)

「原始中飛車」「ゴキゲン中飛車」(中飛車)

「向かい飛車対居飛車穴熊」「阪田流向かい飛車」「対速攻浮き飛車」(向かい飛車)

です。



少しづつ買うこともできますし、わたくしガイコツのように全定跡セットで買うと大変お得な料金設定になっています。

定跡講座の遊び方

定跡講座の遊び方
基本的には、羽生さんの教え通りに駒を動かしていくかたちになります。

それぞれの手の意味を学びながら憶えていけます。

指し手が合っていると「正解です」、間違っていると「不正解です」と、羽生さんの音声が教えてくれます笑

この音声がなかなか味があっていいんです笑


テストモードでは、ヒント無しで手を進め、終了後に達成率を確認できますよ♪

羽生善治の将棋のお手本〜上達する初心者からの手筋講座

羽生善治の将棋のお手本〜上達する初心者からの手筋講座

もう1本もi羽生将棋シリーズから、羽生善治の将棋のお手本〜上達する初心者からの手筋講座です。

将棋の『手筋』とは?

「手筋」とは、一言で言うと、盤上で駒を上手に使う常套句のようなテクニックのことで、将棋の上達には必要不可欠なんです。


この「羽生善治の将棋のお手本〜上達する初心者からの手筋講座」(以下手筋講座)では、そうした手筋の数々を、それぞれの駒の手筋、序中盤の手筋、終盤の手筋という風にわけて練習できます。

羽生善治の将棋のお手本〜上達する初心者からの手筋講座の概要

手筋講座では、定跡講座と同様、手筋を学ぶ前に知っておきたい「対局の基本」、各駒の手筋と、それらを組み合わせた手筋が学べる「手筋講座」、そして、メインコンテンツの「練習問題」は、

  • おさらい問題(駒の使い方のおさらい問題)
  • 次の一手問題…序中盤
  • 次の一手問題…終盤

という構成の問題集となっています。

手筋講座の有料の手筋問題

手筋講座でも追加購入が可能です。

おさらい問題、次の一手問題(序中盤編と終盤編)ともに、非常に安価に購入できます(おさらい問題が120円、次の一手が序中盤、終盤ともに240円)。

全て購入すると、膨大な数の問題集となります。
おさらい問題全80問

次の一手問題 序中盤 全128問
↑済マークのついていないのは、まだ正解できていない問題です( ;∀;)

手筋講座の遊び方(次の一手問題)

手筋講座の練習問題の遊び方をご紹介しておきます。

ある局面において指すべき次の一手が出題されます。
次の一手問題

学んできた手筋を駆使して、次の一手を考えます。

「セイカイデス」
正解すると、次の一手にどのような効果があったのか、大事なところまで手を進めて説明してくれます。

次の一手の効果

非常にわかりやすく小気味のよい進行ですよ。


初心者向けのおすすめ棋書をご紹介した記事もありますので、お読みいただけたら嬉しいです(^^)
www.gaikotsublog.com


↓手筋本ではこちらも超有名な名著↓

まとめ…i羽生将棋シリーズ「定跡講座」と「手筋講座」のメリット

いかがだったでしょうか。

将棋の勉強で避けて通れない定跡と手筋ですが、このアプリを使えば、いつでもどこでも、ちょっとあいた時間に手軽に勉強できます。

定跡や手筋の勉強は、一度やったら終わりというわけではなく、繰り返し何度も反復して学ぶものだと思いますが、そういう意味でもスマホで携帯できるのは本当に便利ですし、有料部分についても、一度購入してしまえば、スマホを新しくしてもまたダウンロードして末永く愛用していけますよね♪


個人的には、定跡は詰め込んで丸暗記しようとせず、「こういう定跡があるんだ」というのを見ておく程度にとどめ、手筋を徹底的に練習するのがいいと思います。

というのも、定跡は日進月歩で進化し、更新されていってしまうし、対局相手が、学んだ定跡のとおりに対応してくるかというとそういった局面はめったに現れないからです。

かといって無駄というわけでは決してなく、定跡を知らない相手の悪手を咎めるには格好の材料ですので、定期的に定跡講座で確認しています(^^)



羽生さんが監修している、また日本将棋連盟が推薦している、ということに関係なく、1つの将棋アプリとしてみたときに非常に秀逸だと感じた2つのアプリをご紹介しました。

みなさんの将棋ライフが充実することを願って、わたくしガイコツも、今夜も将棋楽しみます♪


そんなわけで今回はこの辺で。バイキュー☆