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仮面ライダーアマゾンズ外伝 蛍火 3巻をネタバレレビュー | 狂いゆく2人

どうもー、ガイコツ(@of_za_dead)です。

今回はコミックレビュー回です。


今回ご紹介するのは、『仮面ライダーアマゾンズ』の完全オリジナルコミカライズ作品、

仮面ライダーアマゾンズ外伝 蛍火 3巻

です。


前巻では、共食いするほどに強さが増す変異細胞を持つことがわかったホタルアマゾンの昇(しょう)。

強くなり続け、昇は何を目指すんでしょうか?早速見ていきましょう。

ヒウィゴゥ(ง ˙ω˙)ว

カモン(ง ˙ω˙)ว


仮面ライダーアマゾンズ外伝 蛍火 3巻 ※ネタバレあり

仮面ライダーアマゾンズ外伝 蛍火 3巻の表紙

表紙は、蛍アマゾンのアップ。

左右の複眼には、それぞれアマゾンアルファとオメガが映っています。


帯には特別企画、『駆除班対談』の紹介がクローズアップされていますね。



裏表紙が興味深い。

仮面ライダーアマゾンズ外伝 蛍火 3巻の裏表紙

蛍火14話を読んだ人だけがわかる、このイラスト。

これは一体なんなのか!?

当記事のレビューでも触れていきますよ。


3巻の収録話数は5話分、10話〜14話までです。

仮面ライダーアマゾンズ外伝 蛍火 3巻の目次

巻末には、駆除班のリーダー・志藤真役の俊藤光利さんと、駆除班の頼れるスナイパー・フクこと福田耕太役の田邉和也さんによる『駆除班対談』が掲載されています。



仮面ライダーアマゾンズとは?→こちらで詳しく解説しています。


アマゾンズ外伝 蛍火の概要と各巻レビューなどは→こちらを是非ご覧ください。


仮面ライダーアマゾンズ外伝 蛍火 3巻 第10話

昇が8話でアマゾンアルファにどてっ腹を貫かれ、9話でアマゾンインジェクターを使用した治療を受けた後、回復に至る描写が省かれていましたが、それがここで語られます。

奇跡的に一命を取り留めた昇は、櫛原にある選択を迫られます。

それは、現状のまま潜伏・逃亡しながら絶滅するか、それとも、力を背景に生活を保証させるかというもの。


後者以外に選択肢のない昇たちアマゾン。

それには力をつけなければなりません。

そう、アマゾンアルファさえも凌ぐような力を。


そうすれば、野座間製薬を交渉のテーブルに着かせることができるかもしれない。

ではどうやって強くなるのか?

そう、アマゾンを食べるんです。


これまでとは違う確固たる目的意識を持った、昇のアマゾン捕食が始まりました。

その過程で昇は、そしてそれを手伝う紬も、精神に異常をきたしていきます。

仮面ライダーアマゾンズ外伝 蛍火 3巻 第11話

昇たちと同居のアマゾン・誠司は、自分に好意を寄せてくれていたバイト先の女性を、不可抗力とも言えるようなきっかけで食べてしまいます。

悲嘆に暮れる誠司のもとに、異変を察知した紬が登場。


人間を食べたアマゾンを食べることで昇は強くなる。

紬は、長く同居していた誠司にも躊躇なく、昇に食べられるよう迫ります。


誠司は命が惜しかったわけではありませんが、紬の異常性に昇の身の上を案じ、紬と戦うことを決意してアマゾン体に変身。

紬も、誠司を食べることを昇が躊躇しないよう、誠司とわからない形にして(バラして)持って帰ると言い出します。


紬と誠司、戦闘に突入。


仮面ライダーアマゾンズ外伝 蛍火 3巻 第12話

誠司のアマゾン体は何でしょう…硬い甲羅に覆われ、4本のハサミをもつ腕が生えたスタイルです。

本編には出てないですよね…映画に出てたかな、それともホタルアマゾンのようにオリジナルでしょうか。

カニアマゾンとはかなり異なる格好で、カブトガニっぽい気もします。


紬は誠司の硬い甲羅に苦戦しますが、足元に落ちていたH鋼を剣状の武器に変え(とてつもない怪力)、辛勝。

心臓などを持ち帰ります。

1巻のラスト、昇が初めてアマゾンを捕食するシーンでは、必死で止めていたのに…。


帰宅して、誠司は見つかったかと昇に聞かれた紬は、覚醒の兆候があったし野座間に狩られちゃったのかもとすっとぼけつつ、誠司の肉を使った料理を作ります。


一方、駆除班の面々は、誠司が倒された現場の調査を行っている最中、加納に招集を受けます。


さらに場面は変わって、どこかの省庁?

誰かが、野座間製薬の悪行を資料付きで内部告発しています。

これ…橘本部長じゃないか!?

いや、髪型が違うか…むしろ御堂に似ている!?

仮面ライダーアマゾンズ外伝 蛍火 3巻 第13話

13話の表紙は七羽さん。

なにも知らずに誠司肉のイカスミパスタを食べる昇は、早くもっと強くなってと紬に叱咤されます。


駆除班は、加納に活動休止を言い渡されます。

12話で誰かが行った内部告発によって、立ち入り調査が入るかもしれないからとのこと。

こうして駆除班は活動休止になったんですねぇ。

ここでは、フクが1人で別に活動していくことの伏線が描写されます。


場面は変わって、対決するアルファとオメガ。

これは、トラロックの影響で顔半分がただれ、半壊した鷹山仁の頃ですね。

本編でも描かれたシーンです。



シーズン2で語られる、七羽さんが千翼を身ごもることになるシーンも描かれます。


紬はというと、人間を食べないよう隠れているアマゾンのところに浮浪者を殺して運び込み、人間を食べるよう仕向け、覚醒したアマゾンを見つけたと昇に連絡する始末。

目的と手段がめちゃくちゃになっています。


そのせいで人間を食べてしまったトンボアマゾンを昇が狩り、食べているところにたまたま出くわした水澤悠、これを止めます。

戦闘開始。

仮面ライダーアマゾンズ外伝 蛍火 3巻 第14話

かなりのアマゾンを食べてきた昇ですが、アルファはめちゃくちゃ強い。

まだまだ歯が立ちません。

紬アマゾン体も加勢して、なんとか逃げ出します。


その頃、櫛原たち擬人学会の1人・五十嵐が、櫛原にある物の設計図と完成イメージをメールで送っています。

これこそが、この3巻裏表紙のイラストのもの。


これはおそらく、新しいドライバー、あるいはレジスターです。

ネオアマゾンズドライバーともネオアマゾンズレジスターともまた異なるものですが、ネオアマゾンズドライバーのようにインジェクターを挿して使用するもののようですね。


おそらくこれは昇のためのドライバー(レジスター)でしょう。

これを使用すると、昇にどんな変化が起きるのか?

ここまでで3巻本編は終了となります。



『駆除班対談』

志藤真役の俊藤光利さんと、フクこと福田耕太役の田邉和也さんによる対談企画です。

シーズン1・2・劇場版を通して、心に残ったシーンや面白エピソードなどががっつりと語られる濃い内容。

田邉さんが撮影中に骨折したエピソードや、同じく田邉さんのアドリブの話など、面白い話が満載です。

蛍火についても語られていますよ。


非常に資料価値の高い内容です。

ファンの方は必携かと思いますね。

まとめ…強くなるために狂気の道を往く、昇と紬。

同族を食べることへの嫌悪感から、共食い人格とも言える人格が芽生えてしまった、いよいよ狂ってきた昇。

昇を強くすることに固執するあまり、昇自身よりも狂い始めている紬。

この壮絶な物語はどこに着地するんでしょうか!?


次号4巻は、2019年冬発売予定。

楽しみに待ちましょう♪


今回はこの辺で。バイキュー☆