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仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判 - ネタバレレビュー/悠と仁の対決の行方は…追記あり

どうもー、ガイコツです。


楽しみにしていた本日公開の映画、

仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判

を観てきましたよー!

仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判を観てきました。


※ 18.10.20追記 最後ノ審判がプライムビデオ特典に登場!
本作がついにプライムビデオの会員特典で視聴可能となりました(わたくしガイコツ、気がついていませんでした(^_^;))。

これで、本編2シーズンと劇場版 最後ノ審判までを無料で一気見することが可能となりましたね。


まだプライム会員でない方がいらっしゃいましたら、この機会にご入会を強くおすすめします。

↓こちらからどうぞ↓


仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判の作品情報

仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判

製作年:2018年

製作国:日本

日本公開:2018年5月19日

製作:劇場版「仮面ライダーアマゾンズ」製作委員会

www.youtube.com
↑おふざけ版告知動画です笑

仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判の見どころとあらすじ ※ネタバレあり

見どころ:

1974年から1975年にかけて放映された「仮面ライダーアマゾン」のリブート作で、2016年よりネットムービーとして配信された特撮アクションの劇場版。シーズン2の後日譚(たん)という設定のもと、人工生命体アマゾンをめぐる陰謀や、対照的な2人の主人公、水澤悠と鷹山仁の最終決戦が描かれる。出演は藤田富、谷口賢志、武田玲奈、東亜優ら。監督は本シリーズをはじめ、数々のライダー作品に携わってきた石田秀範が務める。


あらすじ:

あらすじ:諸事情によりストーリーを記載しておりません。


出典:シネマトゥディ

そうかー、あらすじを伏せるほど徹底した観客目線ですか。立派な姿勢ですね!

本記事はネタバレありです、くれぐれも閲覧にはご注意ください!

仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判のキャスト・スタッフ ※ネタバレあり

スタッフ

原作 - 石ノ森章太郎

脚本 - 高橋悠也

監修 - 小林靖子

音楽 - 蓜島邦明

アクション監督 - 藤井祐伍 (ジャパンアクションエンタープライズ)

監督 - 石田秀範

製作 - 劇場版「仮面ライダーアマゾンズ」製作委員会

キャスト

水澤悠 / 仮面ライダーアマゾンニューオメガ(声) / 仮面ライダーアマゾンオメガ(声) - 藤田富
2ndシーズンではあんなに強くて頼れる主人公になっていたオメガですが、本作ではいいところがあまり無かった感がありました。


冒頭からニューオメガですが、後半で無印オメガになります。


演じている藤田さんは演技もどんどん良くなっていて、これからどんどん活躍して欲しい俳優さんです。


鷹山仁 / 仮面ライダーアマゾンアルファ(声) - 谷口賢志
『帰ってきた伝説のヒモ』でおなじみ鷹山仁。
twitter.com

本作では引っ張って引っ張って、いーいところで出てきます。



なんだかんだ、やっぱり魅力あるキャラクターですね。

本作ではついに。


水澤美月 - 武田玲奈

武田玲奈さん、最近人気ですねー。

本作では終始出ずっぱりです。


泉七羽 - 東亜優
2ndシーズンで死んでしまっていた七羽さんがどういう形で出演するのか興味津々でしたが、なるほど、そうきたか、いい演出。


黒崎武 - 三浦孝太
仮面ライダーオーズのアンク役、三浦涼介さんの実兄です。

非常にイケメン。

本作では憎たらしさに更に磨きがかかった黒崎ですが、見せ場はあるし、終盤では意外な行動も。


札森一郎 - 籾木芳仁


志藤真 - 俊藤光利

元駆除班リーダー。本作では悠ママが手を回して活動しています。


高井望 - 宮原華音

ex.駆除班ズの紅一点。

本作でもアクション頑張ってますね。


三崎一也 - 勝也

ex.駆除班ズのおちゃらけ担当。

あるシーンで泣かされた。


福田耕太 - 田邊和也

ex.駆除班ズの寡黙なアニキ。

狙撃が得意で、本作でも大事な場面で活躍してくれます。


橘雄悟 - 神尾佑

仮面ライダーオーズのラスボス、真木博士役を演じた神尾さん。

本作では重要な役どころで登場します。

2ndシーズンで重症を負いましたが、2年後ということで全快していますね。


御堂英之助 / 仮面ライダーアマゾンネオアルファ(声) - 姜暢雄
忍風戦隊ハリケンジャーで、クワガライジャー役でデビューした姜暢雄さん。

www.youtube.com

本作では悪のライダーポジションで登場です。

悪役もなかなかハマってますね。


本作の注目の1つ、ネオアルファの存在でしたが、やはりミリタリーなライダーでした。

特異なのは、御堂が人間だということ。

ベルトで変身せず、2ndシーズンのイユのようにレジスターで変身しているようです。

ベルトは、武器の生成等に使用しています。

ガトリングチェーンソーが反則的に強かった。



人間が変身できる技術を開発できたなら、アマゾン牧場なんて面倒なことしないでその変身技術をビジネス化すればよかった気がします笑

最後は仁さんに惨殺されます(^_^;)


ムク - 国府田聖那

本作のキーパーソン。

一瞬芦田愛菜ちゃんかと思った。


イツミ - 岡本莉音

サンゴ - かわのはるひ

ミナ - 鈴木つく詩

ハイチ - 大西統眞

うえのやまさおり

水澤令華 - 加藤貴子

天条隆顕 - 藤木孝


仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判の解説と感想 ※ネタバレあり

4Cに追われてとある洋館に滞在することになった悠と美月ですが、その洋館はアマゾンを畜産するアマゾン牧場でした。

しかも、その畜産方法が、どうやってか捕らえた仁さんのアマゾン細胞を利用して培養していたというオチ。

結局牧場はアマゾンたちが自己に目覚めたことで崩壊、首謀者の御堂を倒したあと、悠と仁さんが決着をつける…あらすじはざっとこんな感じです。


生と死というテーマは相変わらず深いです。

食べるという業、生きるという業。

人間には食べてはいけないものがあるのか。

あるのなら何を食べてはいけないのか。

人間のような生き物が存在するとしたら、彼らの生きる権利は?


このあたりはドラマシリーズと同様に、結構掘り下げて、聴衆に問いを投げてきます。


謎①…仁さんにまつわるetc.

仁さんとっ捕まって細胞を採取されてますが、どうやって捕まったのか、経緯は語られません。

あんな鎖、素体に変身してぶっちぎれば良い気もしますが、それは無理らしい。


悠が最初に仁さん幽閉を知ったとき、なんで助けなかったのかも謎です。

悠の性格であれば見過ごさないと思うのですが。うん。


仁さんのドライバー回収してないのも謎ですが…これは、どのみち素体に変身されたら一緒だからということで一応言い訳がつくのか…?

謎②…御堂は人間なのか?その変身システム

「人間のおれは殺せないだろう」と仁さんに大見得を切った御堂。

悠も、「人間を殺したんですか!!」とカチギレしていましたが、一方で仁さんは「アマゾンの匂いがする」と言ってましたね。

レジスターはアマゾン細胞を活性化して変身するツールのはずで、アマゾン細胞に何らかの形で干渉しているはずですが…そのメカニズムは結局よくわかりません。

ここ、とてもモヤモヤします。


※追記

御堂が仁さんに「おれたち人間」と表現したシーンを思い出しました!

人間にアマゾン細胞を移植したアルファはあくまでも人間という考え方か!

それならば理解できます。

ということは、御堂もアマゾン細胞を移植している可能性が高いですね。



ただの生物学者なのに、変身しただけであんなに強いのも謎と言えば謎。


ネオアルファの造形やギミックはめちゃめちゃカッコイイです。

冬にフィギュアーツが発売だとか。

欲しいですね…


良かった点…感動シーン

感動シーンが、わたくしガイコツ的には3箇所ありました。


1つめは、駆除班登場直後のトラック内のシーン。

志藤さんの「俺たちはもう誰の手も離さねえ」のシーンです。

まもるが駆除班のみんなの心の中に生きています。

(T_T)(T_T)(T_T)


2つ目は、三崎くんの「食べてみなよ」のシーン。

涙をこらえるのがつらい場面でした。

三崎くん迫真の演技!!

容易に出せない答えを前に、人間とアマゾンがともに煩悶するシーンです。

非常に良かったのに、そのあと4Cがブチ壊します笑

つーか、4C何人死人出すんだよ笑


あ、そうそう、アマゾンズは駆除班あってのアマゾンズですね。

改めて感じました。

みんな大好き。



もう一つは七羽さんの「おかえり」シーンです。

伝説のヒモ鷹山仁、ついに逝ってしまうんです。

「ためらってんじゃねえぞ」と悠に決心を促し、幕を引かせたともとれますね。

七羽さんの幻に、「これでよかったんだよな」と語りかけていました。


2ndシーズンで、「なかなか死ねねぇなあ」と笑っていた仁さん。

寂しいけど、もういいでしょう。もう休ませてあげよう(T_T)


ストーリーが藤子・F・不二雄の「ミノタウルスの皿」を彷彿とさせる

テーマが大変似ている作品として、藤子・F・不二雄(当時は藤子不二雄名義)の「ミノタウルスの皿」が挙げられます。

「ミノタウロスの皿」(ミノタウロスのさら)は、藤子・F・不二雄(発表時は藤子不二雄名義)の初の大人向け(異色短編)読切漫画。1969年に小学館『ビッグコミック』に掲載された。1990年7月にオリジナルビデオアニメ化された(藤子・F・不二雄の Sukoshi Fushigi 短編シアター)。文化や倫理観など、人による価値観の違いを描いた内容となっている。


あらすじ
宇宙船の事故で地球によく似た惑星に緊急着陸した主人公は、その星でミノアという美しい少女に救出される。その星は、地球でいうところの「牛」にそっくりな種族が支配する世界で、彼らは地球でいうところの「人間」にそっくりな種族を家畜として育てていた。ミノアはその家畜の中でも特に育ちの良い女性で、最高級の食材「ミノタウロスの皿」に選ばれ、民衆の祭典で食べられる運命にあるという。その事実を知った主人公は、喜んで食べられようとするミノアを助け出そうと奔走するが、結局は救出できずに終わる。主人公は迎えの宇宙船に乗り込むと、泣きながらステーキを食べるのだった。

出典:wikipedia

モチーフの1つになっているのかも知れませんね。

本作のムクは、ミノアとは対象的に、理不尽な『死』に恐怖と怒りを感じて抵抗し、生きたいと願いました。

まとめ…アマゾンズの物語が終わって

副題の最後の審判とは、悠、仁、アマゾンたち、アマゾンに関わる人間たちそれぞれにくだされたんでしょう。

特に局長にはつらい審判がくだりそうです。


なにはともあれ、2016年から、ネットムービーという形をとって始まったアマゾンズという物語もついに終わりました。

なんだかんだで非常に楽しませてもらいましたので、寂しい気持ちで一杯です(特に仁さんロスが…笑)。



※2018.06.15追記 アマゾンズのコミカライズ作品『仮面ライダーアマゾンズ外伝 蛍火』1巻が発売になりました!
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ただ、悠を含め少数ですがアマゾンは生き残ったし、なにかの折にまた続編を製作する余地は残されました。

いつかまた再会できるといいですね。


未見のみなさんは是非プライムビデオでイッキ見を推奨します。

面白いと感じられたら、劇場版もおすすめしますよ。


プライムミュージックでは、本作 最後の審判のサントラが無料配信をスタートしました。
主題歌『EAT,KILL ALL』が聴き放題ですよー♪


↓プライム会員についてのおすすめ記事です。
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映画って、本当に良いものですね♪では今回はこの辺で。バイキュー☆